月別アーカイブ: 8月 2016

30数年前のとある会話

—<当時の思い出 ここから>—

かつて、NECの電子デバイス事業部の?、ショールームとして、Bit-INNと言う名前のショールームが日本に点在していた時代がございました。

私は高校1年の夏に、父親にNECのマイコントレーニングKIT「TK-80」を買ってもらったのですが、買いに行ったのは大阪日本橋、「TK-80」本体をICMで購入し、ハンダ付けセットと、TK-80用電源を共立電子で購入し、自宅で組立を行い、しばらく使っていたのですが、タンタルコンデンサ逆接続が原因で、故障しまして、大阪のBit-INNで修理してもらった事がありました。

そして、その数年後社会人になった頃に、滋賀県にNECマイコンショップ システムイン滋賀が出来たと言う事で、当時、頻繁におじゃまして、PC-8001を弄らせて頂いていた頃の話です。

私:こんにちわー。今日も使わせて貰っていいですかー?。
システムイン滋賀スタッフさん:どうぞ、今日はまだ誰も来られていませんから、開いてる席のどこでも、お好きな席を、お使いください。
私:ありがとうございます。
システムイン滋賀スタッフさん:コーヒー此処においておきますね。それから何かわからないことがございましたら、いつでもスタッフにご質問くださいね。
私:いつもすみません。無料でパソコン使わせて頂いて、その上コーヒーまでごちそうになってしまって。

そして、その日も、私以外の、お客さんが来店し始める。

来客2号さん:おもむろに自分のプログラムを収録したカセットを、セットしてプログラムロードし、なにか動かし始める。

私:「いつもの来客2号さんだ、常連さんだなー。あ!、また今日もあのプログラム動かしている。」と思いながら、しばし観察。

来客2号さんは、なにか、見つけたのか、プログラムを強制終了して、デバッグをはじめる。そして、またプログラムを動かし始める。

私:あのー。来客2号さん、そのプログラムは何ですか?

来客2号さん:ああ、これですか?。ライフゲームという理論がありまして、それをBASICで組んでいるところです。

私:へー、ゲームですか?。それって面白いゲームですか?でも、見た所インベーダーゲームや、テニスゲームみたいに、キーボード操作ほとんどしてないですよね。

来客2号さん:ゲーム?、いえいえ、これは、ゲームと言うか、ある特定の条件下での生存にかんする、シミュレーションの一つなんですよ。いわゆる一般的な遊びのゲームじゃ無いんです。

私:へー、そうなんですか?。ゲームじゃない。シミュレーションなんですかぁー。

私:点いたり消えたりしていますけど、何をシミュレーションしているんですか?

来客2号さん:今はまだ、これは、理論をプログラム化している段階ですから、こんな感じですけど、いずれは、応用として、大規模な集団における、いろいろな事について、未来を予測する手段にしたいと思っているのです。

来客2号さん:大風呂敷を承知で言えば、人類の未来を予測して悪いことを避け、良い事に向けるために事前に未来を予測するシステムとして、この理論が使えるか、それをやりたいと思っているのです。

私:へーーー。何か、すごいですねー。

来客2号さん:貴方も、ここの常連さんと、見受けますが、何時も何をなさっているのですか?

私:今月号の、月刊ASCIIに掲載されたゲームの入力をしています。此処で入力して、此処で遊ばせてもらおうと思って。でも、何処かタイプミスしたらしくて、動かないんですよねー。

—<当時の思い出 ここまで>—

当時のマシンスペックはものすごい低スペックでしたが、来客2号さんが、そのPCにかけた夢は壮大だったんだなーと、思います。

将来、人類が被る災難を事前に、コンピュータシミュレーションで察知し、そして、その災厄の回避方法や災厄後の回復について、綿密かつ入念なシミュレーションを行うことで、人類の安全を確保してゆこうという取り組み。の第一歩を、30年前にすでに歩んでいた方が居られたんだなーという事を思い出しました。

i-padのCM

コンピュータを戦争に使うべきじゃ無いと思うけど、方便としてはやるかも。

とか、

未来予測をするシミュレーションシステムが高精度化するとは、どういうことかを考えれば、そのシミュレーションされる社会なり宇宙なりが、現実のほぼコピーになることでもあり、そこに自分の人格のコピーが生活し、リアルな感覚で感じ取り、リアルな感覚で傷つき苦悩し、苦難を乗り越えていく。現実世界のコピーが無数に作られ、少しずつ異なるパラメータで最適解を探し求めて、無限とも言える回数、シミュレーションが実行される。

とか、

現実とシミュレーションとの間で、自分の人格のコピーが苦悩し苦悶する。

とか思うときに、シミュレーションの中の自分の人格のコピーにとっては、その世界は現実であって虚構ではなくなる。

さて、J.P.ホーガン著作の「内なる宇宙」では、コンピュータ内部で生成された人格が、現実世界のリアルな人物に対して憑依してくるというテーマだったように思います。

<蛇足>

PC-8001は、NECの電子デバイス事業部がやっていたらしいですね、PC-9801はオフコンなどをやっていた事業部の製品らしくて、これまでのTK-80やPC-8001の頃の電子デバイス事業部の製品ではなかったらしいです。

インテルのCPUの8080とそのファミリーのセカンドソースライセンスでNEC電子デバイス事業部が製造販売していたVLSIを販売するためにTK-80を作り、やがてTK-80がTK-80BSとなり、TK-80COMPO BSとなり、PC-8001、PC-8801、そして、その次のPC-100までが電子デバイス事業部で、PC-9801からは情報処理事業部が手がけたらしいのですが、確認不足です。この辺りの事を書いておられるサイトがありましたので興味が、お有りのかたは、ご覧いただければと思います。

PC-8001のマシンスペックと言いますと、8ビットCPUで4MHz動作(DMAにより2.6MHz相当での動作らしい)、メインメモリーはROM32KバイトにRAM32Kバイト、後にFDDが出てくるまでは、カセットデータレコーダーが外部記憶装置。最初の頃の外付けFDDは、128Kバイト片面単密のドライブが2機搭。と言う事で、現在のマシンのスペックと比べると、64ビットマシンは8ビットマシンの8倍,動作速度4GHzは4MHzの千倍、メインメモリは4Gバイトは64Kバイトの6万2千500倍(計算ミスでした)6千250倍、ストレージは当時のカセットテープかもしくはFDDに比べて、ギガバイトやテラバイトと言う状況です。

つまり、私達の技術では、今の所、完全な人格のコピーを生成出来ないので、まだ安心していていいのでしょう。

RFCは読みましたか?

主義主張は特段ありません
思想的偏りとかも特段ありません。
偏屈かもしれませんが、なかなか納得しないタイプです。
優柔不断に見えるかもしれませんが、メリットとデメリットと総合トータルしても、それから、だからどうなんだろうと悩むタイプです。
ITはメカニズムです。化学反応も多分メカニズムです。料理も消化吸収もメカニズムです。
人間関係も突き詰めればメカニズムでしょう。

前置きはこれくらいにして、ITを理解するために「RFC」ぐらいは読みましたか?とか発言をしましたが、でも、RFCを見たからといって、ITを理解できるものでもないと思い至りましたので。

仮の名前として、「システムA」があるものとします。このシステムAの特性として。
・今年一年間は、解読されない暗号化方式を利用している。
・この暗号化された内容は、来年紐解かれるとします。
・システムAで、保存または、伝達をすると、誰かがコピーを残す確率が0%じゃない事が事前に判っているとします。

以上の条件を考慮した上で、このシステムAに何を載せるのがベストなのか?。について考える場合、用心する気持ちが強いと、何も載せることができません。

あれこれ考えていても時間ばかりが過ぎていって、何も進展しないので、もっと気楽にシステムAにと付き合えるように、システムAとカジュアルに付き合える人を増やしたほうがいいのじゃないかとか。問題を先送りするか、棚上げしたくなると思います。

結局システムAに入れた内容は、来年大ぴらになる前提で、カジュアルに気楽に付き合うほうが、精神衛生上よろしいのじゃないかと。そういうスタンスを取る場合。

システムAに小細工を弄する人が出現しない世の中、システムAを悪用する人物が出てこない世界が必要になります。

世界中の人々の中で、たった一人でも悪意に傾く人物が現れないような、恵まれた社会、お互いがお互いを思いやる社会。があればいいという事になります。

ここで、資本主義における、利益追求の手段としての仕事や業務の定義について、再考すると、世のため人のためになるお仕事、世界がより良くなるお仕事、みんなが幸せになるお仕事を通じて利益をいただく。ことが良いように思えるわけなんですけど。

そうすると経済学と資本主義とか、モラルと社会とか、社会科学と人口構成比、教育と文化、国家と多様性、ロジスティクスとパンデミクス、エネルギーと大量生産大量消費と公害などなど。

現在社会が抱える雑多な課題と矛盾。未解決の問題の数々。

敗者の扱いにおけるタイプ分類と推論。
「集団的大量敗者タイプ」と、「離散的拡散的偏在的個人的敗者タイプ」
多分前者は隠蔽され、後者はごまかされ、一般市民に見えない。

「既存社会システムや社会体制」に、「IT」が与えるインパクトについて、思いを馳せる時に、まずは、「IT」と言うものがどういうものかを正確に理解しないと、政策立案や政策決定において、「ITに対する思い込み」が生まれ、それが原因で社会やコミュニティーに対して取り返しのつかないインパクトを与える事が想定されますが、「ITに対する思い込み」を払拭することは、とても困難な事で、一筋縄では行かないと思えます。

さてところで、ITを理解するために、または「システムA」の特性をつかむためにRFCを読んで、個々の機能の特性を掴み、その総合的結果として、「システムA」はどういう特性なのかを明確化すると言う営みはなさいましたか?。と言う意味で、「RFCは読みましたか?」と言われることはたまにあるのですが、でもその発言の意図は、ITに関しては、過去に議論が重ねられて仕様確定する流れの中で、決められたことがRFCに決定事項として記載されていることが多いので、それを読みましたよね。という発言なんですけども、若干問題があるようなんです。

「解釈の違い」

まず、「解釈の違い」が読み手によって生まれることがあるようなんです。結構、こと細かに記述されていても、具体的にソフトウェアとして実装するときに、解釈の相違は挙動の相違になりうる場合があるようなんです。その場合、更に議論を重ねて、意見を収束させるなり、今回の実装においてこう言う解釈で実装しました。と記録を残すなり対策は必要なんでしょうけど。

「わかる人にはわかる文章」

「文章の意図するところを、正しく汲み取る」と言うのも結構大変ですよね、「どういう解釈をしたら、そういう解釈になるんだ?」と言う例では、とある、サポートセンターでの出来事で、素人の方からの電話相談において、「その表示が出たら、一旦パソコンを落としてください」とアドバイザーの女性が言いまして、しばらくしたら、初心者の方の電話の奥で、何かが落下して激しく壊れる音がした。という笑い話がありましたが、一般的パソコンユーザーの常套句として「OSを終了させて、パソコンの電源をOFFにする。」事を一般的に「パソコンを落とす」と言う言い方をしているのが初心者の方には伝わっていなかった。という出来事です。

この世において、それぐらいに「書き手の知識経験値」と「読み手の知識経験値」に差があるのが現実であり、その記述の意図するところをきちんと汲み取るのがとても困難ですが、さらに状況が悪いのは、エンジニアが自分で翻訳しない場合、技術者以外の人が、翻訳をするので、さっぱり意味不明な文章になり始めるという事なんです。もう少し具体的に言いますと、執筆者が英語圏のひとなら、その人の監修のもと、各国語に翻訳されると嬉しいのですが、そうならずに、英語の読めないエンジニアが、たまたま英語を読める人に翻訳を頼んでしまう場合に、意味不明な文書になっていくと思います。

「じゃ、どうしたら良いか?」ですが、書き手の立場に立てばわかりやすくなるはずです。ITに関して書き手は何を見て、こんな事を書いたのか?を、理解するには、書き手と同じぐらいにシステムに精通し、そのシステムの挙動を理解し、その上で、その挙動や現象から何を思い、その表現にたどり着いたのかを追従すれば良いわけです。

書き手が、その文章を執筆するに至った、実証実験環境を再構築して、書き手が動かしたであろうレファレンスシステムのソフトを動かしてみて、同じ現象を体験して、「ああそうか、このことか、だから、その様な提案をしたのか!」と書き手の気持ちに寄り添う。と言う事が求められることになりますよね。

その他の問題としては、専門用語とか3文字略号とか、言い回しや慣用句とか正しく翻訳できる時や間違う時や、いろいろあると思います。

つまり、英語文書を読めないというのは辛いという事なのです。さらに、執筆者の方がアメリカ人とは限らないので、執筆者の方のお国や文化的背景とかは、表現や言い回しや慣用句に影響を与えると思いますので、各国の文化について、ある程度明るいと、翻訳がやり易くなると思います。

書いていることが、発散して行きました。
要はパソコンなりITのことを理解したい。挙動を把握したいわけです。
そこで、まず、何か一つテーマを決めて、理解する動きを試して見ることにしましょう。

「メールを読むときにどんな動きがあるんだろうか?。」
について考えてみたいと思います。
※LINEやチャットは今回対象外とし、さらにWEBメールやGMAILも対象外とします。さらに携帯電話会社が提供するメールサービス類も今回は除外とし、純粋にE-MAILに限定して書き進めます。

電子メールについてWIKIペディアを見ますと、MUA,MTA,MDA,MUAの流れが書かれていると思います。

  1. RFC 2476
  2. RFC 5068
  3. RFC 6409
  4. RFC 822
  1. RFC 821
  2. RFC 2821
  3. RFC 5321
  4. RFC 2476
  5. RFC 6409
  6. RFC 4409
  7. RFC 5321
  1. RFC 3206
  2. RFC 2595
  3. RFC 2449
  4. RFC 2384
  5. RFC 2195
  6. RFC 1957
  7. RFC 1939
  8. RFC 1734
  9. RFC 1725
  10. RFC 1225
  11. RFC 1081
  12. RFC 937
  13. RFC 918
  14. RFC 3207
  15. RFC 4217
  16. RFC 6120
  17. RFC 4511
  18. RFC 4642

さらに電子メール配送においては、DNSが重要な役割を果たしています。

  1. RFC 1034
  2. RFC 1035
  3. RFC 2819
  4. RFC 4025
  5. RFC 4034

という事で、沢山のRFCが関連している事が判ると思います。

でもしかし、翻訳が適切でない場合、読めば読むほど誤解しかねない。
某サイトの認証機能に関する翻訳に変な部分を見つけました。
何が変なのかと言うと翻訳文に「派遣社員として働いてください」と言う部分がありますが、原文には、そんな事書いてないと思います。

(原文)
The SYS response code announces that a failure is due to a system error, as opposed to the user’s credentials or an external condition. It is hierarchical, with two possible second-level codes: TEMP and PERM. (Case is not significant at any level of the hierarchy.)

(翻訳文)
SYS応答コードは、失敗がシステム・エラーのためであると発表します、ユーザの資格証明書か外部の状態と対照的に。 それは2つの可能な第2レベルコードで階層的です: 派遣社員として働いてください、そして、パーマをかけてください。 (ケースは階層構造のどんなレベルでも重要ではありません。)

機械翻訳しても、こんな翻訳には、成らないと思えて。そもそも、プログラムの挙動に関する文章に、なんで、派遣社員やねん。

上記のサンプルは、認証機能に関するプログラムの挙動の定義を文章化してあるものでしたが、この他に、セキュリティー関連のRFC等のポリシーとかルールに関する記述についても、更なる注意が必要です。
読んでいるうちに記述内容が、ソフトウェアや機器の動作の定義やポリシーや動作ルールについて書いてあるのか、人間の作法や所作ルールについて書いてあるのかを誤解してしまう可能性があるからです。誤解しないように注意深く読む必要があります。

今回、電子メールに関するRFCを紐解いて、そのすべてを理解する処までは書けませんでした。読む必要がありそうなRFCが大量にあるというのが判ったところまでしか書けませんでした。

英語圏の方々なら、電子メール 一つにしても、ネット上に大量の文書があり、それを読めるので、あれこれメリットデメリットリスクやその回避方法やノウハウを大量に仕入れられて良いなぁと思います。

※ pentan.infoと言うサイトって…。
「Arguments: none」を「議論: なし」と訳しているけど、違いますよね。
「引数:なし」ですよね。その部分以外にも多々…。

 

後日、ネットを閲覧していたところ次のようなサイトを見つけました。

 RFC日本語版リスト

ログの追跡物語

若い頃に、アメリカのSF作家の「J.P.ホーガン」さんの著作を、好んで読みました。

「未来の2つの顔」や「造物主の掟」の関連作だったと思うのですが、コンピュータと通信に関する、描写が物語の骨格を形作っていたように思います。

「普段、気にしない部分」に焦点を当てて書かれているのですが、上手に書かれていて、読んでいて、物語にどんどん引きこまれて行きました。

物語を、主人公の視点で描くだけではなく、主人公を取り巻く電子デバイスの視点で描かれていたのです。

まねして、身近な事柄を題材に、ちょっと書いてみようと思います。

なお、この後の小説の真似では、電子デバイスの内部動作に関する記述をしていますが、具体的な知識は私にはありませんので、この後に、書いてあることは、嘘っぱちと思って予めご了承ください。なにせ、空想ですから。おもいっきり嘘っぱちを書きます。

—-<小説の真似ここから>——

母国を発って、遥かこの国の玄関口をくぐってから、既に3日が過ぎていた。

彼は、渡航に際して、最新のi-phoneを買っており、今回は主にi-phoneを使っていた。そのため、慣れたアプリが入っている、古いandroid端末を持ち込んでいたが、この端末は、出番もないまま、カバンの奥でひっそりとしていた。

古いandroid端末はSIMを抜いた状態であり、出立前にGPS機能をOFFにしてから、電源OFFにされていたので、内部で保持する現在位置に関するデータは、彼が出立した空港付近で更新されたデータのままだった。

彼はこの国の空港に到着した時、この国の通信キャリアのポケットWIFIをレンタルで借りていて、持ち込んでいるi-phoneさえそのポケットWIFIのWIFI子機として使っていた。※このポケットWIFIのSSIDは[CTM32332511]であった。

その朝、彼は、パンパンと言う音で目覚めた。知らない人なら、発砲事件でも起きているのか?と勘違いするかもしれないが、近所の公園で「鞭の芸の練習」をする趣味の人たちが、早朝練習をしている音であることは、昨日の現地見学で、彼は知っており、特段驚くこともなかった。

歯磨きをはじめる前に、かれはポケットWIFIを充電するため、USB充電器につないだ。

レンタルで借りたポケットWIFIは充電と同時に起動するタイプであり、ポケットWIFIは、USB充電器に接続されると同時に、起動シーケンスに入った。ポケットWIFIは自分自身のシステムリセットを実行し、各種デバイスへの電源供給を、決められた順序で行い、デバイスのリセットを行ない、続いて、各種デバイスの初期設定を済ませた。続いて、電波のスキャンを行い、自分のSIMスロットのデータを元に、電波スキャンを行い、リンクアップできる電波があるか調べ、強い電波出力でSIMに対応する通信キャリアの電波があることを確認した。つづいてポケットWIFIは起動したことを通信キャリアに通達するため、SIMに収められた一連のデータを元に起動に関するビーコンを放った。ポケットWIFIにより放たれた起動ビーコンは、問題なく通信キャリアの基地局で捉えられ、適切に処理され、ポケットWIFIが、そのエリアに存在することがキャリア側のデータベースに記録された。

続いてポケットWIFIは周囲のWIFI電波状況をスキャンし、チャネルの1番から7番が既に使用中であることを確認し、チャネル11番が開いていることを見つけ、自身のWIFIをチャネル11と決めた。

彼のi-phoneは、電源OFFされずに、昨夜カバンに片付けられたままじっとしていたが、定期的なWIFIスキャンを行う中で、自身が保持するリンク履歴のあるプロファイルリストに合致する電波が、つい今しがたまで存在していなかっため、リンクでずにいた。

彼のi-phoneは今回やっと、チャネル11に存在するWIFI電波がリンク履歴のあるプロファイルであることを確認することができ、ポケットWIFIとのリンクを再確立した。

これに引き続いてi-phone内部にインストールされているメーラアプリは、到着メールが無いか、設定されているメールアカウントに対応するサーバーへに対して、問い合わせを開始した。

その中に、GMAILのメーラーアプリもあったが、GMAILのアプリが放ったGMAILサーバー宛の通信は、キャリアから、この国のインターネットのNWに渡された後、ファイアウォール機能により不適切と判断され、そのパケットは破棄された。GMAILアプリはメールサーバへの問い合わせに対する回答を得ることができず、今回のメール問い合わの動作がエラーで終わったことをログに記録して、今回の動作を終了した。

彼は、今日の移動に際して、ホテルで、このandroid端末の電源をONにして、ショルダーカバンに収めた。SIMが入っていれば、時折キャリア電波をスキャンして、検出したキャリアの電波のリストを更新するのであろうが、SIMが無いため、キャリア電波のスキャンすらしていなかった。WIFIについてはiphoneと同様の動作を行いポケットWIFIへのリンク確立をした。

彼は、歯磨きを終え、古いandoroid端末をカバンから取り出し、地図アプリを起動させた。

地図アプリは、現在位置の確認シーケンスに入り。端末のGPS機能がOFFであることを確認し、「GPS機能をONにしてください。ONにするにはここをクリック」と言うガイダンス表示を行い、待機した。

彼は、地図アプリ起動直後にガイダンス表示が出たのをみて、GPS機能をOFFにしてあったことに思い至った。そして、ガイダンスに従い、GPS機能をONにして設定画面を終了させ、地図アプリに戻った。

地図アプリは、たった今GPS機能がONに変更されたことを確認し、現在位置の特定シーケンスに入ったが、この端末は30MIPS程度の処理性能であり、現在位置の特定には数分必要とすると判断し、音声ガイダンスにより「現在位置の計算中です。正確な現在位置の算出に数分かかります。少々お待ちください。」と言うガイダンスをするシーケンスに入った。該当の音声ファイルのファイル名が[audiogdc001]であることを確認し、オーディオ再生機能に、[audiogdc001]を再生するように指示を出した。

指示を出した直後にすでに現在位置計算を始めており、まもなく現在位置の算出は完了した。

地図アプリは、算出できた現在位置情報を元に、サーバーに対して、地図データを送るように依頼を投げ、程なくサーバーから送り返されたデータを受信して、画面に表示し、「算出が完了しました。現在位置付近の地図表示が可能です。」と音声ガイダンスを行った。

この地図アプリは電子地図データをgoogleから貰っておらず、この地図アプリ専用に電子地図データのサーバーが独自に設置されており、そこからデータを得ている。

この地図アプリ専用のサーバー側では、今回の地図データの受信に関して、該当するアプリ登録IDから、地球上のどこのデータの依頼があったかをサーバーのログに記録して、一連の処理を終了した。

某月某日、公園でアイスクリーム露天商をしている老婆のアンドロイド端末は、いつもの通り、過去のログデータを記録してるファイルのローテーションを行った。最も古いフログファイル1つが自動的に削除された。この時消されたログファイルに、1行だけSSID[CTM32332511]の検出を記録した行があった。

某月某日、タクシー運転手のアンドロイド端末がログのローテーションを行い、最も古いログファイル一つが削除された。この時消されたログファイルに、1行だけSSID[CTM32332511]の検出を記録した行があった。

某月某日、食堂アルバイトの少年のアンドロイド端末で動いていたゲームがクラッシュした。ゲームはクラッシュした原因調査に協力してもらえるか?と言うガイダンスをだし、少年はOKをした。この時少年の端末のシステムログのいくつかがゲームソフト開発元に送信された。この時送信されたログに一行だけ...。

—-<小説の真似ここまで>——

他愛もない、嘘っぱちの空想劇にお付き合いをいただきましてありがとうございました。

事実を知りたい方は、RFCを読むなり、世界標準化機構の大量の文書を取り寄せるとか、コンピュータサイエンス全般をじっくり習得するとかされると、よろしいのではないかと思います。

※などと書いている私自身は、コンピュータサイエンスを習得していませんし。

でも、システムをデザインする方々って、大変だろうなーと思います。ほんとうに、ご苦労様です。

<翌日>

一日置いて、読み返していて、汗が出て来ました。

アンドロイド端末は、ポケットWIFIをレンタルで受け取る前に電源OFFされとた書いたので、自動的にポケットWIFIとのリンクの再確立をするのは無理でした。書き直さないといけません。

それと、公園のアイスクリーム店の老婆という設定も、特段老婆にこだわる必要は無く、通りすがりの高校生や、カップルでも良かったかなと思っています。

誤記訂正しました。 誤[FRC] 正[RFC]

 

wifiについて

WIFIについて、書きます。でも、鵜呑みになさらず、WIFIの運用に際して
本当はどうなのかと言う事は、各自お調べになってください。

運用を間違うと電波法違反になるそうです。

規格が沢山ありますでしょ。
802.11b
802.11g
802.11a
802.11n
802.11ac
私は、それぞれの差について、あまり深く掘り下げて勉強してなくて。
暗号方式とか速度の違いぐらいに思っていたのですが。整理して理解すると
なるほど、そういう事かと解ると思いますが、整理は後ほどやるとしまして、
ちょこっと、よもやま話から入ろうと思います。

以前ネットで、WIFIは屋内規格だと書いてあったのを見て、信じていたのですが。
どうも、間違っていたらしのです。と言うか、半分は合っていたみたいです。

最近の無線LAN(WIFI)には、2.4GHz帯と5GHz帯を使える機種が多いようです。
5GHz帯について、一部屋外運用禁止だそうです。そして2.4GHzは屋外運用「可」だそうです。だから半分は合っていたと言えるかも。

WIFIに関するWIKIPEDIAがありました。

でもどちらかと言えば、総務省のページの方が見やすいかも。

WIFIの屋外運用について、バックリ言えば、2.4GHzは屋外運用OK。

そして、5GHz基本ダメだけど、W56のチャネルはOK。ただし、時々切れるかも。

という事のようです。

つまり、鎮守の森でやる夏祭りにWIFIを飛ばせるか?と言う疑問があったのですが、なんとなくOKぽい様な気がしてきました。

自宅からの漏れ電波があれば、それが802.11bや802.11gなら、2.4GHz帯域なので屋外運用OKと、思えますので、そこにWIFI中継器をかませば、鎮守の森までカバーできる可能性がちらほら見えてきます。

具体的に考えてみると、まず、WIFI中継器なるものがあるのか?と言う疑問ですが。

存在するようです。でも肝心なのは2.4GHzのWIFIじゃないと、違反になるかもしれないので、あくまで2.4GHz帯のWIFI中継器が必要になります。

5GHz帯域でも、W56のチャネルなら、5GHzでも屋外運用OKのはず。と思うのですが、5GHzの「W53」「W56」は、「気象レーダー」や「航空機のレーダー」と同じ周波数帯域のため、干渉しないように、しばらく電波を出さない時間が1分程度存在するらしく、使いづらいらしい。

たまたま、古い中継器が手に入りました。Planex MZK-300N2という機種のようです。

古いので5GHzには対応していない機種です。これで802.11bか802.11gを中継するように設定すれば、エリア拡大できそうです。

でも、利用者が自宅LANにアクセスしてきていいのか?と言う疑問がよぎります。

自宅LANから外部の良からぬサイトにアクセスされていいのか?と言えば良くないのですが、それよりも、自宅LANのルータや、自宅PCにアクセスされるのは、困りものです。

問題を整理してみたいと思います。

問題1:利用者が自宅LANから外部の良からぬサイトにアクセスする。

問題2:利用者が自宅LAN内部のルータやPCにアクセスする。

問題3:利用者が利用者のメールサーバー(POP3等)にアクセスする場合その通信が暗号化通信になっていない場合、見るつもりも見ても居ないのにも関わらず、技術的には見えちゃうと言う事で、見ただろうと言いがかりを付けられる。

以上3個の問題が列挙できるかと思います。

問題の1については、利用者が良からぬサイト(エロサイトなど)へのアクセスをした場合、良からぬサイトのサーバーに残るアクセスログに、自分の自宅LANのWAN側のIPアドレスが記録される。と言う問題ですが、これは、避けようがないのですが、かろうじてできそうなのは、良からぬサイトのIPアドレスのブラックリストを用意して、そのサイトへの通信を阻害する仕組みを導入することしかありません。よくやるのは端末側のブラウザなどでの通信制限ですが、利用者が不特定多数であり、端末側での設定は不可能ですから、この場合、LAN側でその仕組みを入れるか、または、そういう機能を提供してくれるプロバイダに加入するかすれば、対処できそうです。

問題の2番は、その対処として、部外者が自宅LANを経由するときに、自宅LANの設備にアクセスさせない仕組みを導入することになりますが、私がお手軽だなと思うやり方は、もう一台ブロードバンドルータを買って来るやり方です。WAN側IPアドレスの取得方法として、PPPoEクライアント機能を使用せずに、既設のブロードバンドルータの配下にある、他のPCと同じようにDHCPでIPアドレスをもらうようにします。そして、このブロードバンドルータのLAN側のIPアドレスの帯域を既設LANの帯域と異なる帯域にします。


既設LAN : 192.168.1.1〜192.168.1.254
追加LAN : 192.168.20.1〜192.168.20.254
この様に異なる帯域とした上で、追加LANから既設LANへのアクセスをブロックする設定を追加LAN側のルータに埋め込みます。
機能名としては、「IPフィルター」という名前かもしれません。

動作                       拒否
方向                        LAN→Internet
送信元アドレス   ALL
宛先アドレス    192.168.1.0/24
プロトコル             全て

この設定を入れることで、不特定多数の方々が入ってくる192.168.20.1のLANからは192.168.1.1のLANへはアクセスできなくなります。しかし追加LANのブロードバンドルータのパスワードを破られると、ログインされてこの設定を消されるかもしれません。消されたら、既設LANへのアタックを許してしまいますので、危険です。追加LANのブロードバンドルータのパスワードを推論されにくい物で設定するのが大切です。

最後の問題の3番目ですが。利用者である不特定多数の人の端末設定で、メール受信の設定が暗号化通信になっていない場合が問題です。
その方のユーザーIDとパスワードと、アクセス先POP3サーバーのIPアドレスが、セットで見えてしまうと言う問題です。幸いここは日本国なので、日本国憲法か電気通信事業法か何かで、通信の秘密に関する法律が規定されていて、それが、歯止めになっているので、例えば、ハガキを拾ってつい見えてしまっても、べらべら喋ったら罪に問われるのと同じで、ついセットで見えてしまったメールアカウント関連情報も、忘れるしか無いのです。その見えてしまったセット情報で、メールを読みにプロバイダーのPOP3サーバーにアクセスしたら、本人以外のものが行う行為なので、不正アクセスと言う行為になります。プロバイダーにしてみれば、払いだしてあるユーザーIDで、正しいパスワードでのアクセスだから、本人からのアクセスだとみなさざるを得ない。本人か本人じゃないのかは、識別できないとは言え、他人がアクセスすれば、その行為は不正アクセスです。
だから、他人はじちょうするはずです。自重しないといけません。

おじいさんの印象

私の祖父とは、あまり会話をした記憶がないのです。
私の幼い頃の記憶の断片に、祖父の膝に座って、祖父の食事を一緒に食べていた記憶があります。
その記憶の中の、ある日の記憶に、祖父が丼茶碗にお茶を注いで飲んでいるときに、その丼茶碗のお茶で手を洗っていた記憶があります。祖父は「め!」と言いながら、にこにことそのお茶を飲んでくれていたのを覚えています。
私は祖父が近所のお店に行く時は、よく付いて行って、干しぶどうを買ってもらっていました。甘い干しぶどうが大好きだった私の、幼少期の写真は、どの写真も虫歯で笑っています。

ある年は豪雪で、生まれてからそんなに年数を経ていない私にとっては大事件でした。飛行帽にジャンバー、パッチを履いて、その上にコール天のズボン、分厚い靴下に、長靴。おじいさんと二人同じような格好をして、近所の様子を確認しに歩いた記憶があります。

あるマークを見ると、なぜか祖父を連想する。そういうマークがあります。
そのマークは昔の「ハウスカレー」の箱にかいてあるカレーハウスのシルエットです。
※復刻版ハウスカレーの事をブログに書いておられる方がおられました。

このカレーハウスのシルエットを見て、何故おじいさんを思い出すのかが、しばらく解らなかったのですが、どうやら、おじいさんに江若鉄道の駅によく連れて言ってもらったからのようです。

※同志社大学鉄道同好会OB会(DRFCクローバー会)さんのホームページの「今でも気になる江若鉄道」のサイトに当時の様子が出ていました。

幼い頃の記憶 霧の早朝

まだ、実家は茅葺きで、朝霧に茅葺きの軒先に水滴が光るような朝だったと思います。

南に面した玄関から、父親の後を追いかけて道に出ました。道の向こう側には、道と並んで川が流れていて、右手に少し歩いて、その川に掛けられた細い橋を渡りました。

まっすぐに南を見ると、ずっと向こうまであるはずの水田は、真っ白な霧が立ち込めていて、本来鮮やかな緑色の稲穂が見えるはずですが、立ち込めた霧で、手前のほんの少しの稲穂が、やや群青っぽく、薄っすらと見えているだけで、その先は真っ白な霧に覆われていました。数百メートルも行けば薮や山がある狭い村なのですが、朝霧が作り出した真っ白な世界は、まるで大海原の上か、大平原の中に居る様な錯覚を感じさせてくれました。私が佇んでいた水田の畔から、右手方向には牛小屋と鶏の小屋が一つ屋根の下に収まった納屋があり、牛も鶏も、早朝のためか、おとなしくしていました。

雑草の柔らかいものを、手でむしって来ては、鳥小屋の金網に差し込んで鶏に与えるますと、鶏たちは、まだ食欲が湧かないのか、仕方なさそうにゆっくりと寄ってきて、私が与えた雑草を、首を傾げながら、ほんの少しづつ、ついばんで居ました。

普段なら、村の中の喧騒が聞こえてくる時間だったと思いますが、この日は、深い霧のためか、とても静かな朝でした。

こう言う朝霧の景色は、小学校を上がる頃には、もう見なくなっていたように思います。母の実家はさらに山間部でしたので、私が中学を上がる頃までは、朝霧の農村部の雰囲気を残していたと思います。しかし、あちこちに道路が出来て、山間部を切り開いて新興住宅地ができ、どんどん開けていくに連れ、こう言う景色に出会わなくなっていったように思います。社会人になってから、異業種の青年社会人交流で、女神湖付近のペンションに行って合宿した時、久しぶりに、その景色を見ることが出来てとても懐かしい感じがしました。

こう言う感覚を郷愁と言うのかもしれません。

郷愁を思い起こさせてくれるものに、ついて、私はある種の香りが脳裏に焼き付いています。松の匂いなのか、杉なのか、ケヤキなのか、未だに判らないのですが、幼少期には毎年、嗅ぐことが出来た香なのですが、中学生になった頃から後は、自宅付近では嗅ぐことがなくなりました。30歳台で大台ヶ原に入った時に、久しぶりに嗅ぐことが出来ました。いろいろな木に近づいて匂いを嗅いでみましたが、是だというものを見つけることが出来ませんでした。その後では、飛行機で移動をかけるときに、遥か上空に差し掛かったときにもその匂いを嗅ぐことが有りました。

私の脳裏に残っているその香りの正体については、もしかしたら、国内の森に起源を持つ香りではなくて、ひょっとすると偏西風で運ばれてくるような物なのだろうか?等と思うことも有ります。

世界の美術 古典 近代

日本百科大辞典(小学館)に別冊として「世界の美術 古典編」「世界の美術 近代編」があり、時間があれば、この2冊をじっくりと読むと、美術の入門によいと思います。できれば小学生の低学年ぐらいの時に見ておくと良いと思います。いろいろ刺激が子供には強すぎるかもしれないのですが、「美の巨人」達が、その感性で掴んだ何某かを、その筆に込めて書き記した本物の芸術に触れる糸口となるかもしれません。本人が興味を示さないと、見ても無意味かも知れませんが、ページをめくる労力だけで数々の芸術作品を目の当たりに出来ます。

人間は匂いと記憶が関連している事も有るらしいので、キチンと印刷をされてインクの香りや、ビニールカバーの香りが漂うのが良いのかもしれないと思っています。

実際問題として、匂いのないモニターで見るのが良いのか?どちらが良いのかは判りませんけど。匂いが過去の経験や記憶を起想させるトリガーになるのは間違いないと思います。

画面表示だけの、匂い情報が欠落した経験は記憶が薄くならないのでしょうか。

そう言えば、コンピュータは色温度の普遍的再現と言う課題に向かい、そこそこのレベルには到達出来ましたが、いまだ匂いの出る画面は出てきて居ません。匂いの普遍的再現と言う課題は、おそらく難題なのでしょう。

大阪から山間部を抜けて、熊野に至までの香りの変化を映像に合わせて再現するとかは、大変なのでしょう。

同じ映像でも、BGMを差し替えるだけで、その映像作品の印象をガラリと買えることが出来ますので、映像とBGMによる表現において、それは掛け算になるのでしょう。そこに香りと言う情報を追加すれば、さらにその掛け算で、印象や表現のバリエーションを増やすことが出来る。のでしょう多分。

普遍的再現が出来ない場合、各自が各様で、バラバラの印象を記憶する事になり、まずい事態を引き起こし兼ねない様に思えます。

「カレーライスって酸っぱい匂いだよね。」とか。

浴衣姿の映像に合う香りは、シャボンの香りか?、オーシャンブルーの香か?。

「国会答弁」にもしもBGMを付けるなら「運命」か「スーダラ節」か?。

とか。

実際、以前、かっこいい記録映像が有ったので、編集機材の取扱い練習がてらBGMに「コメディー」タッチバージョンと、「クール」タッチバージョンを作ってみたら。その表現の方向性のギャップに大笑いしました。

 

大台ケ原

随分以前に、大阪から、いづみ葛城山の峠を超え下っていたら、綺麗なピンクの可憐な花をつけた木があった。季節はいつ頃だっただろうか?。思い出せない。

「百日紅:さるすべり」かと思ったが、違っていた。先ほど調べたら「合歓の木(ねむのき)」だと判った。

和歌山側を、山を超えて下ると山間農村部にはいり、かつらぎ町から橋本を経て、奈良の五條市、そして吉野に入り、連続するカーブを抜けていると、ふと何かが、視界の左側をかすめた。「雷神」だった。 近所の自販機で缶コーヒーなどを買って、その彫刻を眺めながらしばし休憩し、更に進んで、大淀から、登って行くと、やがて左手に大滝ダムを見て、川上村に至る。

川上村の道の駅でトイレを借り、うどんを一杯食べ、更に登っていく。

途中で進路を、大台ケ原に続く峠道にたどって、登って行くと、やがてトンネルを抜けて伯母ケ峰峠に至る。 伯母峰峠の茶屋でトイレを借り、さらに進む。季節と時間が合えば大台ケ原ドライブウエイから雲海を見ることができる。そして、やがて大台ケ原の駐車場に到着する。

駐車場右手に、綺麗に整備された芝生があり、小さなU字溝が埋まった水路があり、その先にトイレがあるので、まずは、ここでトイレを借りる。山の水のせいか、蛇口から出る水がとても冷たくて気持ちが良い。そして、だいたい何時も、大きな蛾が天井か壁に一匹は張り付いている。このU字溝の水路は安全のために短い杭に紐をかけて柵としてあり、トイレ入り口付近からだけトイレに入れるようになっている。とてもよく整備されていて、明く景色の良い所だった。

ご来光を見るために来る人たちは、夜のうちに、この駐車場に到着して、車中泊するか、または、事前にロッジを予約しておいて、きちんと睡眠をとって、まだ夜が明けない暗いうちから登山を開始する(らしい)。ロッジは風呂があり、予約しておけば朝食もいただける(らしい)。

大台ケ原は、日本でも有数の豪雨地帯らしく、年間降雨量がかなりある(らしい)ので森林もよく育っていたようなのですが、近年、環境変化のためか、人が立ち入るためか樹木の立ち枯れ等で、真っ白になって倒れている樹木が結構あるとか。天気が良ければ、日の出岳から眼下に熊野灘が見えるそうです。

豪雨地帯故にがけ崩れや通行止めが頻発しているらしく、近年どうなっているのか知りませんが、秋の季節にとても気分が良くなる場所であり、機会があればまた訪れたい場所です。

Youtubeに多くの方々が大台ヶ原ドライブウェイの撮影を投稿されていますので、その映像で雰囲気を掴むことが出きると思います。

※映像は編集されてるのか、短時間で到着するものが多いですが、実際にはドライブウェイはコーナーの連続なので、結構時間がかかると思ったほうが良いと思います。

特に夜間通行される場合は、路上の鹿に注意、路上の狸に注意。悪天候や濃霧や落石に注意が必要と思います。

HARDOFFの100円コーナで見つけたキーボード

2年前、ハードオフに、ふと立ち寄ったときに、なんとなく買ったキーボード。

Keyf image

最初、これが何か分からなくて、お店の人に聞いてみると、ブルーツースのキーボードだとのこと。一切の説明書も何もなくて、メーカー名さえ書いてなくて、ジャンク扱いで部品取りにでもなるんじゃないかということで、100円だとのこと。

i-Phone に繋がるか試してみたら、使えました。

入力のやり方が、分からないと、思ってネット検索しましたら、下記のページがヒットしました。

http://qa.elecom.co.jp/sp/faq_detail.html?category=&id=2981

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20141104/1061127/?ST=trnmobile&P=4

 

ダメ元で、買いましたが、ラッキーでした。

ラッキーばかりだといいんだけど、人生はラッキーとアンラッキーが……。

インターネットと国際仲良し関係について

海外へのアクセスを阻止できるか?と言う疑問について、多分阻止できないと思う理由。

1.URLやドメイン名で、海外だと識別できるか?

最近増えている新しいドメイン名は、国限定で払い出されていない様なので、ドメイン名を見ても判断は出来ないと思います。

2.IPアドレスを見て判断出きるか?

IPアドレスを見ても出来ないと思います。理由は、日本に払い出されたIPアドレスのサーバーが、中継サーバーであれば、その先にある本当のサーバーが海外設置だと言う事は大いに有り得るからです。

海外からのアクセスを阻止できるか?と言う疑問について、多分できないと思う理由。

よそからのアクセスでは、基本的にアクセス元に関する情報は、IPアドレスになると思いますが、国内レンタルサーバーを借りている海外の人の場合、国内レンタルサーバーを中継装置として、国内のサーバーにアクセスすれば、国内の各種サーバー運営者には、中継装置である国内レンタルサーバーのIPアドレスが見えるはずであり、アクセスして来ている人が海外に居ると、判断が出来ないだろうと思うからです。

日本の携帯電話会社の携帯電話契約で、国際ローミングをかけて海外から国内のネットショッピングをしている場合、アクセス元は国内携帯電話会社からのアクセスに見えるのじゃないのかな?(よくわからないけど多分そう思えるけどなー)

でもですね、この辺の事実関係は、とても微妙な問題をはらんでいますから、このサイトの記述だけを信頼するのは止めてください。

ご自分で勉強なさってください。海外に出かけている間のローミング中のデータや通話やチャットや、ファイルや写真等を、出先の海外の通信会社が見える形で国内キャリアに届いているのか?。それとも、見えない形で通過して来ているのかは、とても微妙な問題をはらみますから、メールはどうだろう?とか通話はどうなんだ?とか、個々個別に確認してみてください。私は詳しいことは知らないのです。

まとめ

アクセス元を探す場合、中継設備運営者側のシステム管理部門の協力関係がとても大切である。と言えるかと思います。だから複数の国家にまたがって、複数の中継装置を置いている場合、各国の設備運営者のシステム管理部門の連携が無いと、追跡は困難であろうと推論されますので、各国国家同士が仲良しでは無いというのは、協力を仰いで得られた情報の信憑性を疑うことになるので、意味が無いということになります。

そう、そうです。インターネットは奥が深いのです。たぶん。

(追伸)

自分でプログラムを組んで埋め込んだ場合、自分が思っている機能がキチンと入っている事を確認することは、可能です。

しかし、自分の思っていない機能や挙動が無いことを確認するのは、たやすいことでは有りません。

つまり何が言いたいかというと、追跡が困難だろうから、悪いことをしてもバレないか?と言う疑問について、その端末なりシステムなりが完全に安全であることを確認する事もまた、容易では無いのです。

何かが、入っちゃっているか、判らないので、バレない保証がない。ジッと見つめている誰かがいるかもしれないから。

バレない保証を得たければ、一生懸命努力して技量を身につける以外に道がない。

と言うのと、開発者が全部を掌握しているはずとはいえ、現実にはそうでもないはずで、いち個人が全部に目を通すのが困難な位に大規模になっていて、多分全部に目を通していて昨夜差し替えの有ったコードも理解した。と言う人はいないと思えて。あなたの端末にどんなアプリをいれているか?、しらないし、どんなアップデートを受けたかしらないし、どこにアクセスして何に感染したかなんて知らないし。と言う状況に思えて、誰か開発者を問い詰めたって答えを得られるとは思えなくて。