昨年買いました。
容量が4TBで、7000円以下で売られていた物でした。
当然の様に、それは、ダメなものでした。
- 付属のUSBケーブルが接触不良
- 大量の写真を保存していた所、消滅したものがありそうだった。
- 2TB+2TBで、1つの4TBではない。
- 2TBのエリアに64GB入るかどうかも怪しい。
- フォーマットするとエラーで中断される。
- 論理フォーマットが完了できても、エラーで保存がNG終了する。
そう言う状態でした。
某巨大通販サイトに出店している海外のショップに、苦情メールを出しました。
あっさり返金してくれました。
返品は不要だとも、返信メールに書かれていました。
が手元に残りました。
さて
私に、たまたま不良品が届いてしまったのでしょうか?
他の購入者の方々は、何の問題もなく使えているのでしょうか?
他の購入者の方々は、今現在使用している容量が64GB未満で、エラー領域に達していないだけなのでしょうか?
などと、思ったりしていますが、事の真相は判りません。
動画サイトに、詐欺ポータブルSSDの被害に有ってしまったと言う趣旨の投稿も幾つか見られます。
さて、さて
膨大な容量のストレージの品質検査をしたい時に、問題に成るのは「時間」だろうと思います。
『フォーマット」を行う時間に比べて
「検証」を行う時間は、沢山必要になります。
「実際にデータを保存したり、読みだしたり、読みだしたデータにエラーが含まれなかった事を検証する」時間は
この場合「USBの通信速度」が早いか遅いかに、強く影響を受けます。
そして、それを人間が操作しながらやっていくのは、非現実的で
プログラムを組んで自動化するのが良いのですが、ちょっと大変です。
- 保存するファイルのサイズに注目して、最大どれくらいまで大丈夫なのか?
- ディレクトリを掘った場合に保存できる最大容量に影響が出るのか出ないのか?
- etc
そう言う検査をなんとかやり遂げることが出来たとしても
そのデバイスに、データを安心して預ける事ができるのか?。
デバイスの内部的な挙動による「上書き」や「消滅」「破壊」が起きないと言う検証が出来ていません。
それを行うのには、先の記録可能なサイズを探すための検証時間の何倍も必要に成るでしょうし。
一年間ぐらい、ランダムに、データを記録したり読み出しをしたりして、一年後、一年前に記録したデータが、1ビットのエラーもなく読み出せる事を検証する。そう言う検証作業に、「電気代」「時間」を投入しても、得られるのは、今回私の場合は、64G+64Gのストレージを入手出来た事にしか成らず、仮に試験結果がNGだったら、そのデバイスがゴミだった事を証明したにすぎないので、その作業をする意味があるのか?疑問です。
となると、「この怪しいデバイスを信じない」と言う結論を選択するほうが、気分的にすっきりします。
なにか、良い案は無いものでしょうか?。
後書き
品質について不審なストレージを不用意に利用して
消えてはいけないセンテンスやフレーズが消えた場合の影響
そのデータを受け取った者は、誤った判断や選択をする可能性がある。(と思えます)
詐欺ポータブルSSDの投稿が、そこそこの数有ることから
不良品ストレージが出回っている可能性が考えられます。
歴史を変えてしまうような出来事のトリガーに成らないことを祈ります。