おじいさんの印象

私の祖父とは、あまり会話をした記憶がないのです。
私の幼い頃の記憶の断片に、祖父の膝に座って、祖父の食事を一緒に食べていた記憶があります。
その記憶の中の、ある日の記憶に、祖父が丼茶碗にお茶を注いで飲んでいるときに、その丼茶碗のお茶で手を洗っていた記憶があります。祖父は「め!」と言いながら、にこにことそのお茶を飲んでくれていたのを覚えています。
私は祖父が近所のお店に行く時は、よく付いて行って、干しぶどうを買ってもらっていました。甘い干しぶどうが大好きだった私の、幼少期の写真は、どの写真も虫歯で笑っています。

ある年は豪雪で、生まれてからそんなに年数を経ていない私にとっては大事件でした。飛行帽にジャンバー、パッチを履いて、その上にコール天のズボン、分厚い靴下に、長靴。おじいさんと二人同じような格好をして、近所の様子を確認しに歩いた記憶があります。

あるマークを見ると、なぜか祖父を連想する。そういうマークがあります。
そのマークは昔の「ハウスカレー」の箱にかいてあるカレーハウスのシルエットです。
※復刻版ハウスカレーの事をブログに書いておられる方がおられました。

このカレーハウスのシルエットを見て、何故おじいさんを思い出すのかが、しばらく解らなかったのですが、どうやら、おじいさんに江若鉄道の駅によく連れて言ってもらったからのようです。

※同志社大学鉄道同好会OB会(DRFCクローバー会)さんのホームページの「今でも気になる江若鉄道」のサイトに当時の様子が出ていました。

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