愛宕山、首なし地蔵さんからのルートでのアタックその二

愛宕山、首なし地蔵さんからのルートでのアタックその一(断念)では、残念ながら帰宅を選択しましたが、その後メンバーより呼びかけが有り、再度行ってきました。

今回の経験で、「入山は朝が良い」「天候の良い日が良い」と思いました。

理由は

  • 道迷い等での時間ロスで焦る確率を減らせる。
  • 道迷いから体制を立て直せれば、正しいルートでやり直す時間的余裕がある。
  • 他の入山者さんや、ルートをよく知る入山者さんが付近にいる場合、道迷いの確率を減らせる。
  • 早朝登山で、他の登山口から入り、自分が入る登山口方面に降りてくる人がいる場合、これから歩くルートの様子を聞ける。
  • 近くに人の声が聞こえると、心理的に安心できる。
  • 看板や、標識、案内板等、登山者向けに設置されている物があるなら、獣道や、雨天の川を歩いてしまっている可能性は低いのかも知れないので、少し安心できる。
  • 看板、標識、案内板等、じっくり見る事が出来て、ルート情報や、危険情報の取りこぼしを軽減できる。

等です。

今回は、首なし地蔵さんの裏手の駐車場に到着した時点で、何台か先着車両が有りました。

また、同時刻に到着したオートバイの男性もおられました。

首なし地蔵さんが、木陰に隠れて見落としてしまいそうに成ることや、路面が明るいところを辿って行くと道迷いに成るのは、前日の経験からわかっています。

そもそも、首なし地蔵さんのおられるポイントを前日見て知っていますので、首なし地蔵さんまでは、数分で到着出来ました。

さらに、先に入った方が近くにおられて、まるで道案内をして下さる感じで、数m先を進んでおられましたので、なんの不安もなく、目的地を目指せました。

また、朝早く清滝方面から登ってこられて、愛宕さんを経由の後、首なし地蔵さん方面に抜けてこられる方々が、そこそこ居られましたので、不安を感じること無く、ルートをたどることが出来ました。

山中には、複数のルートが有り、分岐点で現在位置確認と目指す先を確認するのですが、目的地方向から話し声が近づいて来ましたので、不安は少なかったと思います。挨拶ついでに、通過してこられたポイントやルートの事を教えていただいたりも出来ましたので、助かりました。

と言う事で、道中の不安はかなり軽減され、落ちついて歩くことが出来ました。

不注意による転倒・滑落に見舞われないように、一歩々々着実に歩くことを心がけました。

大勢いれば、登山ルートに精通した方も居られる確率が上がるので、他の人の入山される時間、下山される時間に合わせていくのが良さそうだと思いました。

前日、危うく遭難しそうなルートを進んでしまった事が嘘のように、今回は、かなり順調に、なんの問題もなく、愛宕さんの社務所に到着することが出来ました。

到着後、公衆トイレをお借りして、落ち着いてから、

長い石段の上に有る、お社で御札(おふだ)の授与を受けて来ました。

また、長い石段を降りて、社務所の向かいにある広場のベンチで、おにぎりを食べて下山してきました。

社務所付近では、3歳参りのお子さんや、小学生くらいの子供さんと、その親御さんも、登ってこられていて、和やかな感じでした。

今回、駐車場に至るまでには、車とのすれ違いはありませんでしたが、

下山時は、徒歩の登山者さんや、自転車、何台かのオートバイと出会いました。

路面の荒れた箇所がなん箇所か有りましたので、自転車やスクーターは困難だろうと思っていたのですが、なれた方だったのか、走破していかれました。

ロードスポーツタイプのオートバイや、ビッグスクーターの方も居られました。お腹を擦ったりせず、無事に降りてこられたのでしょうか?。と思ったりもしましたが、上手にぬけていかれましたので、高い運転技術を持った方々だったのだろうと思います。