日別アーカイブ: 2016年8月3日

インターネットと国際仲良し関係について

海外へのアクセスを阻止できるか?と言う疑問について、多分阻止できないと思う理由。

1.URLやドメイン名で、海外だと識別できるか?

最近増えている新しいドメイン名は、国限定で払い出されていない様なので、ドメイン名を見ても判断は出来ないと思います。

2.IPアドレスを見て判断出きるか?

IPアドレスを見ても出来ないと思います。理由は、日本に払い出されたIPアドレスのサーバーが、中継サーバーであれば、その先にある本当のサーバーが海外設置だと言う事は大いに有り得るからです。

海外からのアクセスを阻止できるか?と言う疑問について、多分できないと思う理由。

よそからのアクセスでは、基本的にアクセス元に関する情報は、IPアドレスになると思いますが、国内レンタルサーバーを借りている海外の人の場合、国内レンタルサーバーを中継装置として、国内のサーバーにアクセスすれば、国内の各種サーバー運営者には、中継装置である国内レンタルサーバーのIPアドレスが見えるはずであり、アクセスして来ている人が海外に居ると、判断が出来ないだろうと思うからです。

日本の携帯電話会社の携帯電話契約で、国際ローミングをかけて海外から国内のネットショッピングをしている場合、アクセス元は国内携帯電話会社からのアクセスに見えるのじゃないのかな?(よくわからないけど多分そう思えるけどなー)

でもですね、この辺の事実関係は、とても微妙な問題をはらんでいますから、このサイトの記述だけを信頼するのは止めてください。

ご自分で勉強なさってください。海外に出かけている間のローミング中のデータや通話やチャットや、ファイルや写真等を、出先の海外の通信会社が見える形で国内キャリアに届いているのか?。それとも、見えない形で通過して来ているのかは、とても微妙な問題をはらみますから、メールはどうだろう?とか通話はどうなんだ?とか、個々個別に確認してみてください。私は詳しいことは知らないのです。

まとめ

アクセス元を探す場合、中継設備運営者側のシステム管理部門の協力関係がとても大切である。と言えるかと思います。だから複数の国家にまたがって、複数の中継装置を置いている場合、各国の設備運営者のシステム管理部門の連携が無いと、追跡は困難であろうと推論されますので、各国国家同士が仲良しでは無いというのは、協力を仰いで得られた情報の信憑性を疑うことになるので、意味が無いということになります。

そう、そうです。インターネットは奥が深いのです。たぶん。

(追伸)

自分でプログラムを組んで埋め込んだ場合、自分が思っている機能がキチンと入っている事を確認することは、可能です。

しかし、自分の思っていない機能や挙動が無いことを確認するのは、たやすいことでは有りません。

つまり何が言いたいかというと、追跡が困難だろうから、悪いことをしてもバレないか?と言う疑問について、その端末なりシステムなりが完全に安全であることを確認する事もまた、容易では無いのです。

何かが、入っちゃっているか、判らないので、バレない保証がない。ジッと見つめている誰かがいるかもしれないから。

バレない保証を得たければ、一生懸命努力して技量を身につける以外に道がない。

と言うのと、開発者が全部を掌握しているはずとはいえ、現実にはそうでもないはずで、いち個人が全部に目を通すのが困難な位に大規模になっていて、多分全部に目を通していて昨夜差し替えの有ったコードも理解した。と言う人はいないと思えて。あなたの端末にどんなアプリをいれているか?、しらないし、どんなアップデートを受けたかしらないし、どこにアクセスして何に感染したかなんて知らないし。と言う状況に思えて、誰か開発者を問い詰めたって答えを得られるとは思えなくて。

おでかけパソコン

パソコンを部屋から持ち出したい。と言う願いが叶ったのは、NECのPC-9801NS/Eを買った時でした。

それまでは、ワンボードマイコンTK-80NEC PC-8001NEC PC-9801VM2等は、自宅から持ち出すには、やや不向きな機種でしたので、なかなか、持ち出しは出来ませんでした。

自宅以外でPCを触る、と言う願望がかなったものの、喫茶店でPCまたは、移動中の電車でPCと言うには、やや重たくて。しかもバッテリ持続時間もそんなに長くない。つまり電源のACアダプターとケーブルは必須になり、重かったです。

それまでに、お外に持ち出して何かする事は無かったっけ?と振り返りますと、EPSONのWORD BANK NOTE と言うのを、持ち歩いていた記憶が蘇ります。

どんな品物かといいますと、丁度どなたかがブログでワードバンクノートの事を書いて居られました。

単3電池を、4本程入れておいて、それで動くマシんだったような気がします。具体的にはニッカド充電池4本で動かしてました。そして常に予備の充電済み4本も持っていましたっけ。ああ!そう言えばメモリカードも、この機種で初めて私は経験した記憶が蘇ります。

どうして、EPSONのワードバンクノートを持ち歩いたかと言えば、手でメモを取るより、キーボードでメモする方が楽だったからのです。仕事の都合で、1ヶ月間の新入社員研修の中に、キーボード入力の訓練のカリキュラムが含まれていたのと、趣味のパソコンでキーボードになれていたので、手でメモするより、キーボードに打ち込む方が楽な人になっていました。そのタイミングで丁度EPSONからワードバンクノートが出たので、つい買ってしまったパターンです。

このWARD BANK NOTEは、ワープロです。ワードプロセッサです。ワープロなのに、簡単なスケジュール管理なども入っていまして、私に取って初めてのPIM(Personal Infomation Manager)でした。と言う事で、スケジュール管理と思いついた事をメモするツールとして数年持ち歩いたと思います。単3電池4本なので、あんまり長時間連続使用は出来ませんが、レジュームさせると、案外電池が持ちますし、電源OFFで持ち歩いても、電源ONからの起動にそんなに時間もかからなかったので、案外「使えるやつ」でした。(当時としては)

パソコンが趣味でしたので、やっぱりパソコンを持ち歩きたくて、その後PC-9801NS/Eを買ったのですが。このPCは最初MS-DOSを入れていて、その後WINDOWSを入れるためにNECから発売されていたWindowsのパッケージを買いました。結構高かったです。で、WindowsとしてはVer3.1まではこのNS/Eであれこれ試していました。その頃は新品のHDDとか中古のHDDを買ってきては、MS-DOSのHDD、WindowsのHDD、MINIXのHDDとかを作って、差し替えて遊んで居ました。メインメモリーも増設カードで4M追加した記憶が有ります。仕事でUNIX関係のマシンを触る必要があり、自宅でUNIXの練習がてら、PC-9801VM2にASCII MINIX1.5学習キットをいれて遊んでいたのですが、PC-9801NS/Eを買ったので、こちらにMINIXを入れ直して、UNIXコマンドの練習などしていました。当時のMINIXはX画面がなくて、コンソールオンリーでしたがUNIXのコマンドのフィーリングを掴む位ならこれで十分でした。ずいぶん後になってからですが、このPC-9801NS/Eか、PC-9801NEか、どちらかで、FreeBSD(98)を入れて遊びました。FreeBSD(98)はたしか、XFree86が動いていてX-Windowsが動いていました。Xウィンドウでxeyesとかxloadとかdclockとか表示させて遊んでいて、雑誌によく広告が出ていたXターミナルのXMiNITに並んだかも、とか内心思ってウキウキしていました。

※でも、しかし、実はPC-9801NS/Eは80386sxマシンでしたので、80387をつんで居なかったから、FreeBSD(98)のX-Windowsで遊んで居たのはPC-9801NEだったかも。PC-9801NEもコプロセッサの487を積んでおらず、XFree86は487エミュレーションで動かしていたので、画面表示がとても遅かったです。

XMiNTの資料が見つからないです。 X端末なんですけど。

なんで、ウキウキ出来るのか?を説明しますと。当時UNIXマシンは、べらぼうにお高かった、のと、X端末でさえ、そこそこ高価な、お値段でした。と言う時代でしたので、PC-9801NS/Eの31万円にXFree86の付いているFreeBSD(98)を入れると、見た目ほぼ同じなのに、激安。と思っていたからです。マジで比較するなら、本物のUNIXマシンにLAN関連設備をつけて、大勢がアクセスするためにX端末を人数分導入している巨大なシステムが高いのは当たり前であり、自分以外は使えない、たった一人のUNIXが激安で組めたって、それもあたり前なのですが。

職場で提供される環境に似た環境が31万円で手に入った。と思うとワクワクできました。商才がないので、銭儲け似はなりませんが、ghostscriptとかでtigerの図を書かせて、「おー、同じジャーねーか。」と喜んでいたのです。

その後、DELL 486SLと言うDOS/Vマシンを買いましてLinuxのSlackware等入れて遊ぶ日々が、しばらく続きまして、休日なのに会社の寮にこもりっきりの日々が続きました。

仕事関係ではワープロ等、OASYS系やUNIXの文書作成系からマイクロソフトのワードやエクセルを主体とする方針に、徐々に環境が変って行きまして、MSオフィスの習得を急ぐ事になりました。そこで自分で買ったのが、NECのLavie 700Jノートでした。暗い寮の机で、練習していても気が滅入りますので、週末に山頂駐車場や谷川沿いの駐車場で、MSオフィスの練習などしていました。自動車のシガレットライターのコネクターにインバーターをつけて、100Vを生成して、ACアダプタをつかってノートPCを動かしていますと、アイドリングでは自動車のバッテリーが上がりそうになる。とか、谷間の駐車場で排気ガスが流れず、溜まる場合、一酸化炭素中毒ぎみで頭痛に襲われる。とか弊害が出てきました。世の中には、冷凍車とか、軽トラ屋台とかあるので、電気なんて何とかなると思っていたのですが、軽自動車の屋台の発動機(はつはつ)は結構な音を出していますし、冷凍車を積んでいるトラックも冷やしている時のアイドリングは、結構一生懸命に回っていますし、案外大変そうだと判ってきました。

ノートパソコン1台でも、数時間、動かしながら、エアコンをかけて居ようとすると、乗用車のアイドリングでは、バッテリーが上がり兼ねないと、判りました。山間僻地でつい調子にのってパソコンを使っていて、エンジンがプスンと止まると、帰宅できない可能性が有るわけです。

そこで、エンジンをかけずに、パソコンを使出来る環境が欲しくなりました。

映画やドラマで、ライトバンや、乗用車にパソコンを沢山積んで、運用するなんてのは、電源関係から考えると、かなり困難だと思いました。

鉛バッテリーを沢山積めば良さそうですけど、重たいので、燃費がかなり悪くなるし、希硫酸ガスを吸わないようにするには室内には置かない方が良いとか、問題が多いですし。

ソーラー発電を積むにしても、屋根の面積から300Wから400Wが限度に思えます。パソコンの電源はデスクトップタイプですと150Wから300Wなので、ギリギリです。くもりになるとパソコンが落ちる様ではいけません。つまりパソコン自体が、省エネタイプでないといけない。と言う結論になります。

今現在、私が使っているPCは、数年前にジョーシン電気で買ったASUSのK56Cと言うノートPCでして、Core i7 (2core 2スレッドの見かけ4コア)でメモリーは4Gを8Gに増設、HDDが500Gと言うスペックです。Win8をとりあえず消しまして、CentOSをいれてKVMベースで仮想環境を動かして、そこに多種多様なLINUXをインストールしまして仮想マシンが23台入っています。その中の2台はProxmox仮想環境を入れていまして、そこにまた数台の仮想マシンが入れてあります。

実際面では、見かけ4コアのノートPCなので、仮想マシンを何十台も動かすのは無理でした。3台以上動かすとレスポンスが落ちますので実用的では有りません。と言う訳で、仮想マシン3台分程度を仮想環境で運用できる環境を持ち歩くことが出来ると言う状況です。

昨今ノートPCのバッテリー性能が向上し、2時間程度ならノートPCのバッテリーだけで運用出来ています。スマフォでWIFIテザリングをすれば、ネット閲覧もできますし、出先から自宅でノートPCで運用しているブログサーバーにアクセスして、更新もできます。このパソコンなら、ACアダプタが80Wですから、MAX80Wの消費電力と言う事は、ソーラーで駆動出来なくはないはずです。

映画似出てくる特殊車両の様に内側が画面だらけと言う図に出来ませんが、同時に数台のサーバーを起動しておいて、画面切り替えながら、複数サーバーをいじると言うのは出来ます。

おでかけパソコンとして持ち運ぶクラウドと自宅クラウドをLTEで繋いで、遊んでいる状況です。

また、最近はエントリーモデルノートパソコンの価格低下があり6万円未満で1台買えますから、安い低消費電力タイプを、必要数買うのも良いなと思っています。大容量NASを1台と、残りを小容量SSDの低消費電力タイプの激安PCで数を揃えても良さそうに思えます。たった一人で使うなら画面とキーボードは一組でも良いと思えますので、その場合、高性能低消費電力ノートPCに仮想環境を入れておけば、徒歩移動で喫茶店の小さい机で休憩するときも、その机一つで、複数仮想マシンをいじる遊びが出来ますので、お一人様であれば、是が良いと思います。LTE回線より高速回線を確保できるなら、アマゾンやマイクロソフトや、その他のレンタルサーバー業者さんが提供するクラウドを組み合わせてもよいかもしれません。

長い道のりを歩いて来たのですが、世間を見渡せば、スマフォで何でも出来る時代になっていて、メール環境も、写真も、音楽も、地図も、お手軽です。ブログや日記や、自分の店の広告の更新等も、出先からできる時代の様ですし。

セキュリティーとかうるさく言わないなら、あれこれ楽しい時代だなーと思います。