過去の下記の2つの投稿の続編です
少し以前に、Hitachiの1Uサーバー「HITACHI HA8000/RS210 AK」で試したことを、Fujitsu TX-120S2でも試してみました。
試した事の内容としましては、「オーディオインタフェース」を搭載しない、サーバーマシンに、仮想化技術を持ち込んだ場合に、VMやコンテナに対して、仮想のオーディオインタフェースを追加することで、VMやコンテナで動作するクライアントOSは、その仮想オーディオインタフェースを認識してくれるのか?。それと、リモートデスクトップにSPICEを用いることで、音楽などオーディオをリモート側でも聞くことが出来るか?。と言う疑問についての実験を行いました。
古いマシンと言うプラットフォーム上で、動かす。と言うことなので、さすがに、音声が途切れたり、画像が一瞬固まったりしますが、今の処、システムが出す、エラーの音や警告音、ゲームの音、YouTubeなどのウェブ閲覧での音声は、聞くことが出来ている様子です。
最近の仮想化技術と、最近のアプリは、かなり良くなっていると思います。
過去に、Intel Core2Duo E6300でマシンを組んだ時に、仮想化の実験を行いましたが、あの頃の仮想化テクノロジーと比べれば、最近の技術はかなり進歩していると思います。
今回のTX-120S2のCPUは、 2コア 2スレッドの、 「Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU P8600 2.40GHz (1 ソケット)」で、メモリーは8Gバイト。
また、今回動かす仮想マシンは、Lubuntuを動かすVMを、たったひとつだけ動かして、実験を行いました。
下の画像は、TX-120S2で動くProxmoxVEでLubuntuの画面を開いている状況です。
大きな二枚のウィンドウは、Proxmoxの画面で、左側が「データセンター」のサマリーの画面、そして右側の大きなウィンドウは、PVEのサマリーで「pvetx120s2」と名前を付与したサーバーものです。
そして、右下のウィンドウは、TX-120S2にインストールしたProxmoxで動くVMの画面で、LubuntuのliveCDのISOイメージから起動させ、動いている様子です。
TX-120S2で動作するVMで、当サイトの「梅雨なので、1Uサーバーで仮想化練習」を開いて、音声が出るか確認をしているところです。
私が上手に録音できなかったので、録音品質が良くないのですが、ゲームの中のスポーツカーが出すモーター音の様な音を、お聞き取り頂けましたでしょうか。
さいごに
古いマシンでも、仮想化実験の遊びを、結構出来るんだなぁと感じます。
プログラミングや、ITの勉強、各種OSや各種アプリケーションの習得等に、中古マシンでも充分に楽しめると思います。
私はフリーで出回るソフトの安全性について、なにかを述べる程のスキルを持っていません。
また、完璧なセキュリティー設定を行うスキルも持っていません。
現状、私は、実務に影響のない範囲で、知識習得のために、このような事をしているに過ぎません。
ITに限らないのかも知れませんが、みつをさんの「にんげんだもの」は、色々な意味で、心に響きますし、救われます。そして、示唆を与えてくれます。
もしも、当サイトを、ご覧くださった方が、業務用に導入される場合は、安易な判断を避けて、できればお勤めになっている企業の、担当部署に、きちんと、ご相談をなさる事をおすすめします。
また、最近、「RFC」に記載される事柄の「状態」に「BCP」があって、「現状」と認識していましたが、よく見ますと「現状(BCP: Best Current Practice)」と書かれていました。まだまだ改善の余地があるかも知れないけど、今はこれがベストだろう。と言う事なのでしょうか?。
「今は、これが、ベスト」
完全で完璧な最終着地点じゃない?。
それは、問題発生の可能性はゼロじゃないと言う事?。
発生してくる問題の中には、揉め事や紛争というものも、あるかもれないということ?
一般的に、「安全・安心」をみんなが求めているのだと思うのですが、この世の中には沢山「今は、これが、ベスト」と言う所から進んでいないものもあるのかもしれません。
そして、そこには「絶対」は存在していなくて、課題の解決が、未来に託されていたのかもしれません。
今を生きている人は、より良い未来に向けて、更に世の中の色々なものについて、磨きをかけていかなければいけないのだろうと思います。
うっかりすると、酷い事が発生したり、巻き込まれたりしかねないのかも知れません。
そうならないためには?。私達は、どうしたら良いのでしょうか?。
新たなことや新たなアイデアを排除し、古いしきたりに縛りつくのは良くないと思います。
短慮に、無鉄砲に、やるのも良くないと思います。
世界中の人が、より幸福な未来に、たどり着けるように、世界中の人の協力体制が必要なのでしょう。
皆様には、明日も、昨日と変わらない、穏やかな時が流れますように。