日別アーカイブ: 2017年2月22日

判断力じゃ無いのかも知れないけど

「判断力」と言う概念に関して、つぶやいてみたいと思います。

「判断力」と言う単語に注目してしまうと、
どうしても「判断する必要に迫られた時にどうするか」を考え始めると思うのです。
・度胸
・運
・博打的、一か八か
・確率論的、最適解
・経験値により
・論理的推論
・何でもいいから、即答
・メリット/デメリットを考える
・利益最大を考える
・損失最小を考える

そういう事を連想し始めると思うのです。

で、ちょっと、別の立場から考えて見たいと思います。

「経営層への電子メールの特性や取扱いに関するレクチャー」と言うお仕事が有るとします。

そのレクチャーを行う人材や、レクチャー資料を作成する人材について、求める人材像は?
・ITの事は知らないけどメールはいつも使っている人材
・プログラミングや、OSの内部構造や様々アプリケーションの働きや内部構造について詳しい人材

どの様な人材が良いのでしょう。

どれくらいのレベルのIT能力が、その業務に求められるかを考るシーンです。

・電子メールが配送されていく、個々のメカニズムに付いては、知らなくても良いのか?
・電子メールは「SMTPサーバー」や、「POP3サーバー」や、「IMAPサーバー」や「WEBメールサーバー」や「DNS」サーバの連携で配送されるが、それらのサーバーに関する知識は無くても良いのか?
・電子メールが配送される「SMTPサーバー間」「SMTPサーバーとPOP3サーバー間」「SMTPサーバーとIMAPサーバー間」「WEBメールサーバーとSMTPサーバー間」は通信回線やLANまたは、ソケット等の内部通信により運ばれるが、その通信手段それぞれの特性や危険性や安全性に関して、知識は無くても良いのか?
・通信会社が提供する通信回線については、通信キャリアがルーティングにより経路制御をすることが出きるが、各種サーバーは通信キャリア以外の資産であることが多く、サーバーがどの方面向けの回線を選択するかについては、キャリアの制御範囲外であり、インターネットを利用する通信サービスはサーバー間通信であり、サーバー所有者の権限で設定されるか、アプリケーションが適宜選択していることに関する知識は無くても良いのか?
・通信関連のアプリケーションソフトの信頼性を検証するには、相当深くて広範囲なコンピュータ知識や経験と設計書などが必要になるが、そういう知識は無くても良いのか?。
・電子メールは、受信者や送信者が、そのメールが渡り歩いたすべての経路(サーバー)を知ることは可能か?、そうでは無いのか?
・電子メールに関する、「とある知識が無いと、知り得ないリスク」を知らせる場合、悪用を考えると「とある知識」について各方面に知らせるべきではないと考えるかどうか?
・電子メールについて、送信者が、海外のサーバーを経由しないようにできるかどうか?
・通信の秘密に関する法律が無い国と有る国、通信の秘密に関する法律は有るが、法の内容が他の国籍の人の通信を対象として無い場合が有るとか無いとかに関する知識についてどうか?
・コンピュータ通信では、オブジェクト「手紙やハガキや、CDやレコード等」の「実体」が有るのでは無く、オブジェクトはデータ化されていて、相手サーバーにオブジェクトが伝達されると言うのは、こちら側にあるオブジェクトのコピーが相手側に出来る事です。そうやって、いくつかのサーバーを伝達されていきますが、そのサーバは、通信キャリアのサーバーでは無い場合が多いです。サーバー間の通信はインターネットですが、インターネットはプロバイダー間の通信だったりします。プロバイダー間の通信はキャリアの通信回線を使っていたりします。そして、通信は「多重化」と「暗号化」等を施している場合があります。そしてオブジェクトが通信を通じて相手サーバーに渡る場合、データ化されたオブジェクトは複数の細かいデータに分割され、パケットになり、通信路を流れてゆきます。つまり通信路では分割されたデータを扱うが、暗号化されている場合も有ると言う事ですが、サーバー間はオブジェクトのコピーが作成される(電子メールの場合)のだということ。経路途中のサーバーに一時的に作成されたオブジェクトのコピーは、通常は消去されるはずだけど、消去されたと断言するだけの材料を集められるか?とか、仮にたまたま経由したサーバーの安全度に関する情報を得られたとしても、次の日も同じサーバー同じソフトで取り扱ってくれていると考えて良いのかどうか?とか、そういう知識は無くても良いのか?
・不確定要素がかなり満載の電子メールの仕組みは、この世から消えてしまっても良いのかどうか?
・不確定要素が、かなり満載の電子メールの仕組みだけど、今後も存続するべきで、送信者と受信者しか、判らない高度な暗号化を施して、利用すべきなのか、どうか?
・メールに書いてあるシグネチャー「所属団体、住所、氏名、電話番号」が事実かを確認するために、「押し売り」のふりをしてメールや電話をかけて来られるなんてのが有るのかどうか?
・相当信憑性の高い業務情報や産業情報が脆弱な暗号化、または、平文で書かれていた場合、日本と異なる通信の秘密に関する法律を規程している国で、もしも見られてしまった場合、何て思われるか?、そのメール送信者の所属する団体のITスキルが低いのか?、たまたま、そのメール送信者は、その団体のなかで見捨てられ放置され、ITに関する注意事項などのレクチャをしてもらう機会が無かった人物なのか?
・仮に、ヘイトスピーチ的内容が書れたメールが海外を経由した場合、どんな事が推論されるか、について考える能力は無くても良いのか?

こういった検討を行い、どのレベルの人材を当てるべきか?を考えると思います。
そこで、上司や会議のメンバーから、結論を迫られると思います。
結論を出せと言われる。いつまで検討しているんだ、早く判断しろといわれるとします。

この場合は、「判断しろ」と言われても「判断力」で解決できるのだろうか?と言う疑問です。

この例では、判断力や判断すると言う事は、あきらかに「度胸」や「博打的、一か八か」とは、異なる概念でしょ。

そうなると、この例では、判断力とは何をする力を言うことになるんだろう?と言う疑問です。

そう言うことで、タイトルは「判断力じゃ無いのかも知れないけど」となりました。

 

 

ちなみに、電子メール関連の仕組みは、IT業界的には、初期の時代から有ったと思いますし、スタンドアローンからLANとか通信自由化とかで、ブロードバンドに変遷する中で、仕組みが変って行ったとは言え、関連資料は、常に書籍やネットで、出ていたりしては居たととは言え、コンピュータの進化のかなりの部分は初心者でも使いやすい分かり易いマンマシンインタフェースや概念や見た目の進化に費やされていて、一般利用者が目にするイメージ的概念と、内部での実体メカニズムとは乖離して行ったとも言えますし。

通信手段としての、今の電子メール配送メカニズムは世界を網羅していますし、なくす必要は無いと思いますし、離脱する必要もないと思います。そうなると、送信者と受信者だけが判る暗号化をする事がとても大事になると思います。

でも、一般人としては、高度な暗号化を施すソフトの検証能力が有りません。と言うのが問題です。

設備やソフトやメカニズムは漏洩に関して100%あり得ないと言う「態度や立場」をとった場合、漏洩が発生すると、漏洩したデータにアクセスできた人物のリストアップから、犯人探しをはじめるかもしれませんし、アクセスできた人物は、その団体なり組織に出入りする人材に絞り込むかも知れませんけど。それで良いのか?と言う点では、システム全体の把握能力とか、信頼性の検証能力に基づくことになり、100%安全と言う結論を出すには?と言う問題が有るんじゃないかと思います。

具体的に言えば、ネット接続があるパソコン等で取り扱われていたとか、メールでのやりとりも有ったという場合、「そのシステムに100%の安全性があるか検証出来ないと言う立場」をとるなら、容疑者は世界中の人物が対照になっちゃうんじゃ?ないのかな?。

とか。

善良で信頼できる、若手ITマンを育成する事はとても大切ですけど、簡単には出来なさそうで、時間がかかるかも知れません。

世界中の若者の中から生まれてくる、ITの未来を信じて、どんどん進化させる発明家の出現を待つことになると思いますし、またそういう人材と仲良しになって共同開発をする事が出来る、優秀な若手人材の育成も大切になってくると思います。そして、そういう優秀な若手がどんどん活躍できる環境作りとして、大人たちは世界と仲良しになるとか、世界が仲良しになる事を考えていくと言うのが、とても大事だと思います。

 

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