日別アーカイブ: 2017年2月10日

中古 Dimension 3100C

ハードオフのパソコンコーナーで、Dimension 3100Cが、ジャンクとして、陳列されて居ましたのでGETして来て、掃除して、Linuxを入れました。

陳列時、OSのライセンスシールは、Windows XPのライセンスシールが、まだ剥がれずに残って居ましたが、OS消去済みのメモがあり、動作不明、見るからに状態はジャンク、附属品無し。

(こちらに、ライセンスシールに関して解説されているサイトが有りましたのでリンクを貼り付けさせて頂きます。) ※ライセンスシールは、コアラベルという名前らしいです。

買って帰って、とりあえず、電源ケーブル、モニター、キーボード、マウスをセットして、電源ONしますと、BIOSが起動しました。

CPUはCeleron D 331、搭載メモリーは512Mバイト、HDDは250Gバイトでした。

ブートさせたところ、どこからもブート出来ないと言うエラーが出ました。メモに書かれていた通り、OSは入って居ませんでした。

故障は、無さそうで、起動も出来そうなので、クリーニング開始。

雑巾でケース外側を拭いて、いざ開封し、チューナーカードを外した状況が下の写真です。

内部は、見た目、それほど汚れてない感じでした。でも、じっくり観察すると、そこそこ埃が溜まってる様です。上の写真の左奥に、取り外した、チューナーカードが、見えていますが、埃が付着しています。そして、写真をズームアップして頂けば、メーカーエンブレムの裏側のケースの網目に、かなり埃が確認出来ると思います。

CPUの冷却FINがかなり埃がついて居て、フロントカバーから、CPUの冷却FINまでの間が、大変な状態になって居ました。埃が溜まってると言うより、詰まって居ています。これでは冷却効果は無さそうな感じでした。

 

このDVDドライブが入って居ました。

 

DVDを外すと、HDDが見ええました。HDDとCPUヒートシンクのすきま付近にメモリーが二枚見えています。

 

HDDです。

メモリーと、CPUクーラーを外しました。シリコーングリスで白くて見えませんが、CPUはCeleron D 331でした。中央に見えるヒートシンクが915GV Express のようです。仕様書によれば、システムチップセットは915GV Expressで間違い無さそうです。

そして、写真には残さなかったのですが、フロントパネルも外しまして、ここから更にフロントのインタフェース部も分解しました。はず仕方はこちらのサイトを参考にさせて頂きました。そしてブラシと掃除機で、優しくゆっくり、埃を除去する作業始め、CPU冷却ファンの羽も、その他、各部こってり丁寧に掃除して、また組み立てました。

チューナーカードをクリーニングして、差し込み。あら?ズームすると、拭き残しがあるって?。

そうなんです。このチューナー、地上波デジタル対応じゃなかったので、外す方が、良さそうに思えましたので、この辺で置いときました。

 

メモリーを取り付け、HDDを組み込み、CPUクーラーも取り付けました。

CPU換装に関して、ちょと検索して見ました、あまり芳しくないと判りました。

このチップは、I/Oコントローラだそうです。

手前に見えるチューナーカードのコネクタ部分PCIeの小さいコネクタです。

DVDも組み込み、全部組み立てて、最終目視確認もして、完了。

さて、OSが入って居ませんから、Linux入れます。

LinuxBeanのLiveCDを持ってましたので、これでブートして見ました。

ブート出来ました。本体背面のRJ45に、イーサネットをつなぐと、LANも認識しました。

WEBブラウジング出来るか試しましたが、Operaの動作が不安定でした。

デスクトップ画面に、LinuxBeanのインストールアイコンが有りましたので、これをダブルクリックして、HDDにLinuxBeanをインストールしました。

この時、最新版?や、サードパーティのコードもネットから自動的に拾ってくるか?に対して、Yes。

ブラウザでFirefox 、オフィススイートはLibreOffice、YouTube閲覧になんだったけかな、その他あれこれチェックボックスにチェックしました。

ゆっくりですがインストールが始まりました。時々、確認で Yes/No を尋ねてくるので、返事をしてましたら、そのうちにインストールが終わりました。

再起動して、動作確認しました。

動きました。それなりに。

古いけど、なんとか動く。

Firefoxで、YouTubeを見ましたら、最近YouTubeに投稿されるHDの精細画像コンテンツの再生に苦しんでしまう状況が少し有りました。

でもしかし、LinuxBeanインストール時に、オフィススィートを選択した画面で、YouTube再生系アプリが有りまして、今回はそれもインストール指定していました。

これで、YouTubeを閲覧してみましたところ、なんと、昨年12月に投稿した「Today, I found my favorite 4K movie on YouTube.」でリンクを貼り付けていた、YouTubeに投稿されている4Kのコンテンツが、なんとなくフツーに再生出来てしまっている。様に見えるんです。不思議だなー。なぜなんでしょう?。拡張ボードで付いていた、チューナーカードですが、これが、再生のお手伝いとかしているって事は有ったりするんでしょうか?。今度はずして、再生できなくなるか確認してみたいと思います。(後日談:確認しましたら、このチューナーカードは関与していないと判りました。)ちなみに、このチューナーカードのインタフェース規格はPCIeと言う規格のようです。何が言いたいかと言いますと、このチューナーカードを取っ払ってしまえば、PCIeのコネクタが一個余るんですが、そうなると、PCIe規格の技適認証済みWifiカードが取り付けられるかもしれない。と推論できます。コネクタの形状が合わなさそうな写真が先のリンクに見え隠れしているのが少し不安を煽りますが、使えそうなものもあるように見えるんです。チャンスが有れば、試してみたいと思います。(後日談:ノートパソコンに搭載されているWIFIはmini-PCIeと言う規格なんだそうです。昨今ノートPCのジャンクも数が出回っていて、mini-PCIeのWIFIカードの入手はそれほど困難では無い様子ですが、PCIeのものとなると調達が難しそうな様子です。もし、付けるならUSBのWIFIドングルかなー、と思っています。)