目には、レンズを通過して入ってきた光を、網膜で結像するように、ピント調整する働きが有り、レンズの厚みを調節することでそれを行っているようです。
「視力が良くない」と聞くと、ぼやけた画像を想像する事が多いのではないでしょうか?。
ピンぼけの映像以外の視覚障害について、なかなか知ることは無いのですが、中には変わった視覚障害も存在するようです。
イメージしやすくするために次のシーツのシーンを思い浮かべて見てください。
寝る前、シーツは真っ平らに張りがあっても、朝起きた直後のシーツはたたくれていたり、皺になっていることが多いと思います。
寝起きの時のシーツほどではないにしても、もしも、網膜がそんなふうになったら、網膜に結像した映像は、どの様に見えるとおもいますか?。
想像するのが難しいと思いますが、現実にはそういうことは有るようです。
網膜のどこかがピンポイントで、少し収縮すると、その周りの網膜は引っ張られることになります。
真っ直ぐな線が結像していた部分「|」が、左に引っ張られて、網膜が「(」の様に引っ張られた場合、その様な状況になった網膜に「|」と、結像すると、その映像は、「)」と認識されることに成るのですが、想像できますでしょうか?。
ちょっと、話題が飛びますが、
「正常な眼球の網膜に直線が結像した時、脳は、それを直線だと解釈する事が出来る。またはしている。」と言えると思います。
これが、先天的なのか?、後天的なのか?。調べられませんでした。
人間の目は、かなり高性能なカメラに匹敵すると聞いたことが有りますが、細い線が直線なのか、直線ではないのかを見極める精密さが在ると思うと驚きます。
また同時に、網膜から脳に至る信号伝達を、どの様に実現しているのか、興味深いとも思います。
また、上下方向の網膜の乱れは、距離感に影響しないと思いますが、網膜の左右方向の乱れは、立体視に影響を与えるのではないか?と考えます。真実はどうなのかちょっと分かりませんけど。
また仮に、そうだったとしたら、体調により見え方が変わる自覚が有る場合、網膜の引張や、たたくれが、わずかに起きていたりするのだろうか?等と考えたりしました。
でも、視覚センサーだけではなく、聴覚・水平感覚・その他の感覚器官からの情報を上手に処理できなくなったからかも知れません。
変わった感覚を知ることは、悪いことばかりではないのですが、やはり健康な状態にいるのが一番だと思います。
常々、体調管理を怠らず、健康を目指して生活することが大切なのでしょうね。
見えるということは素晴らしいと思います。
ものすごく精細な画像で、あたかもドローンの映像のように、空中を飛び回る夢を見ることはありませんか?。