日別アーカイブ: 2021年8月14日

うずらPart4,Part5

16羽=5+2+1+(1+1+3+3)

パート2の雄3羽と雌2羽の5羽は、姿がボロボロですが、安定しています。

パート3の雄1羽と雌1羽の2羽は、パート2と同じ飼育ケージに合流していて、姿が比較的マシなボロボロで、安定しています。

パート4の雄1羽は、単独で衣装ケースに暮らしていて、姿は良く安定しています。

1羽暮らしのPart4の1羽

パート5の雄5羽と雌3羽の8羽は、雄3羽を一つの衣装ケースに、雌3羽を一つの衣装ケースに、残る雄2羽は、1羽づつ、小穴を開けた段ボール箱で、暮らしていて、安定しています。姿ですが、最近まで立派な個体が多かったのですが、残念ながら徐々にそうでは無くなって来ました。

孵化して二ヶ月が過ぎる頃から、雌の産卵や、雄の発情がはじまります。

雌は大人しくて、卵を産むだけです。

オスは発情すると雌の後頭部の羽を引っ張りながら上に乗ろうとします。

雄が一羽でも発情期を迎えますと、雄の未熟なアプローチで、メスは頭から毛が減って行って、次には出血してしまいます。

今まで仲の良かったグループなので、隔離をするのを躊躇していましたが、わずか数日で、メスたちの頭が可哀想なことになりますので、仕方なく雄とメスを隔離しました。

雄雌とも一羽ずつ、足の悪い個体が居ました。

排泄で、羽がカピカピになると思いましたが、思った程では無く、案外大丈夫な状態で、孵化後2ヶ月以上暮らして来ました。

また雌の3羽については、健常な2羽がサポートしているような雰囲気があり、3羽は離さないで居ます。

メス3羽は、2羽が健常ですが、1羽は足が悪く、立てないので、当初あきらめていました。

それでも、なるべく、頭が届く高さの器に餌や水を入れてあげる事で、ハンディをクリアしてくれ、すくすく成長してくれました。

メス3羽のケースを、朝覗き込みますと、調子が良い日は3個卵の卵があります。(0個の日もあります。)

オスの5羽(1+1+3)ですが、最近、足が悪かった一羽が力尽きてしまい、5羽になりました。

仲良しの6羽が、現在に至るまでに様々ありました。

発情した(またはパニックを起こした)オスは、近所にある仲間をつついてしまったり、後頭部の羽をつまみに行ったりしてしまうようです。

さらに、つつかれたり、後頭部の毛をつままれてハゲてしまったりして、苦痛を知ってしまった個体は、ちょっとした刺激で、大騒ぎしてしまったり、パニック状態に陥る様に感じました。

人の姿を見る、猫を見る、暑い、明るい場所、などが刺激になってしまう様に感じます。

夏場、晴天、朝日の日差し、これが暑さにつながるからか、パニックになって居たりしました。

パニックの状況では、騒ぐ、羽ばたく、走り回る、つつく、後頭部に食らいつくなどの行動が見られました。

綺麗な羽がボロボロになる要因だと思います。

力関係と言いますか、弱い個体ほど、やられ放題になる様に見えます。

そんな中、オスの足の悪い個体は、ひっくり返ることが多かったからなのか?、パニックが起きはじめた当初は、相手にされなくて難を逃れられていた様に感じました。

健常な弱い個体は、強い個体に、やられまくり、フラフラになりました。

そこで急遽、その弱った個体を隔離することで、パニックを起こした強い個体から守る様にしました。6=5+1

次の日、また残った中の一番弱い健常な個体が、やられてフラフラに、なって居ました。

そこでその個体も、先に避難した弱い個体に合流させました。6=4+2

次の日、猫の足跡が、あちこちに有り、猫に驚いたからなのか、みんな疲労困憊の雰囲気。

今まで難を逃れて居た足の悪い個体もかなり弱っている雰囲気でした。

ここで元気の良過ぎる、やや攻撃的な2羽を、急遽ダンボー箱に一羽ずつ分けて隔離し、弱い個体と、足の悪い個体を同じケースに合流させました。6=1+1+2+2=1+1+4

しかし、足の悪い個体は翌日ダウンしてしまいました。5=1+1+3

強い個体の2羽は、それぞれ一人暮らしを始め安定して居ます。

残る3羽のやや弱い個体たちですが、1羽癖の強い個体が居ます。

すぐにつまずいてしまい、裏返って、さらに足を、上に向けたまま、数時間バタバタしているのですが、手助けしてあげて、立てると、すぐに他の2羽に向かっていき、衣装ケースの中はパニックに陥った3羽が大騒ぎという状況になります。

大雨が収まったら、ひっくり返りやすい、この一羽も、一人暮らしをさせる予定です。

飼育環境と飼育密度の関係については、難しいと感じています。

当初の5羽に2羽合流させた時は、初日はパニックでしたが、日を追うごとに落ち着いていきました。

ここでまた新たに合流させると、どうなるか興味はあるのですが、またパニックを迎えさせるのが気の毒で、実行できません。

しばらく、オスたちは、1羽での暮らしを続けることになりそうです。

ちなみに、最初に一人暮らしを始めた、Part4のオス一羽は、孵った時4羽で、発情期を迎える前に一羽になってしまった為、他の個体から叩かれたり、後頭部の羽をむしられると言った経験をしていません。

無傷で、今日まで来れたからなのか?、余り怖がりませんし、人の気配や朝日などの刺激でパニックになりにくい様子です。

怖がらずに、人によって来ますし、人の気配を感じると、何か話をしたいのか?よく鳴きます。

その様なことから、オスの飼育では、攻撃性を帯びないように、育てるのが良い様に思います。

一度攻撃性を帯びてしまったり、苦痛を知ってしまって、怯える様になると、些細なことか刺激になり、パニックを引き起こしたり、羽を痛めたりしてボロボロにったり怪我をしたり、衰弱する事につながる様に思えました。

最近まで、うずらの飼育は案外やり易いと思っていましたが、ここに来て、なかなか難しいと思う様になりました。

手間とコストからもなかなか大変です。

段ボール箱はコストが安いのですが、水や湿気に弱く、洗浄出来ません。

衣装ケースは、洗えてコストも安くて良いことも多いのですが、猫や蛇などの外敵が心配な環境では、隙間を開けるのが難しく、温度管理と湿度管理の面で、工夫が必要だと思います。

衣装ケースは、夏場暑く、冬場は冷えるのと、うずらの発する水蒸気を吸収せず、結露しますので、夏場でも雨の日は内面が雫でベトベトになり、中に敷き詰めた籾殻や鉋屑を濡らします。

うずらのオスは、うまく育つとセラピーバードになれそうに思います。

ヒヨコの頃は、床を歩かせると糞をしてしまったりしましたが、成長したPart4の場合、床を歩かせても、ほとんど糞をしません。可愛く歩き回っています。呼べばよって来ます。

手間がかかるから可愛く思うのか?、手間がかからないほうが良いのか?、わかりませんが、なるべく手間のかからない飼育方法を模索中です。

つい、うっかりしていると、1羽がグッタリと言うこともありましたので、現状は、毎朝、毎晩、世話の時間を設けています。

餌やり、水の交換、水の容器の洗浄、数日または週一での大掃除。

目視確認で完了出来る部分を増やして行けたら良いなぁと思います。