本日までに、電動バイクについて、あれこれ書いて来ましたが、書いていて、ふと思いました。
<同じじゃない>
オートバイと言うカテゴリーで括るけれども、それぞれ個性があって、同じ物では無いと気が付きました。
高速道路に乗れるオートバイもあれば、高速道路に乗れないオートバイも在ります。
沢山積載できるオートバイもあれば、ほとんど積載できないオートバイも在ります。
大型のオートバイで町内の新聞配達をするのは、大変だろうと思いますが、それで大型バイクが不要だと言ったら変だ。
10年前のバッテリーを使うシステムの電動バイクだと、1回の充電で走れる距離が数百キロなんて事は無理かもしれないけど、電動バイクが使い物に成らないと言ったら変だ。
電動バイクの持つ特性に根ざした、使い方や乗り方があると思います。
「既存のオートバイの、どの種類の置き換えに成るか?」と言う考え方はそぐわないと思います。
モーターも、制御システムも、バッテリーも、日々進化している電動バイク。
乗ってみないと、その機種の特性は判らない。
使ってみないと、どういう事に適するのか判らない。
そう思いました。
そして、乗る人にフォーカスした場合でも、その人が、どういう乗り方を好むのか?。どういう使い方をしたいのか?。足の長さはどれくらいか?。それぞれ異なると言うことに気づきました。
通勤に乗る場合でも、数キロ圏内なのか?。数十キロ圏内なのか?
寒い地域なのか?。暖かい地域なのか?。坂の多いところなのか?。道路状態はどうなのか?。
様々…。
そう言う事で、変わってくると思います。
利用者の方のライフスタイルや生活環境の中で、どういう特性の乗り物が必要なのか?と言う事と、技術の進化(バッテリーやモーター等、いきなり高性能な製品が出てきて昨日までの常識が塗り替わる等)により、急に認識が変わるものなのかも知れません。
エネルギー源の問題について、思った事
現在オートバイに乗る多くの方が、初めてオートバイに乗った時代には、既に各地にガソリンスタンドがあったと思いますが、各地にガソリンスタンドが殆ど無かった時代に、自動車やオートバイを買いたいと思った人たちは、燃料の入手について、どう考えていたのだろう。
その時代に比べれば、電動オートバイは、自宅でエネルギーの充填が出来るので、昔より良さそうにも思います。
<電動バイクとの対話>
今回入手したジャンクの電動バイクSeed48、修理して動くようになったけど、本来の性能にまで戻せたかな?。
制御装置は、いじるのが怖いので、ほどかなかったけど、もともとの動作をできているのだろうか?。
部品の劣化などで、充電時、運転時、本来の動作ができているのだろうか?。
センサーは大丈夫だろうか?。
スロットルのONとOFF、ブレーキング、バッテリー状態や速度から、どの程度のパワーをモーターに送るのか?、搭載されたアルゴリズムが出してくる回答、現在の制御システムが出した回答を身体で感じて、内部で動く仕組みと対話しながらの試験走行。