竹箒を作って見ました


投稿日: 2019年12月19日

近所の公園の掃き掃除を、する機会がありました。

たまたま、使わせて頂いた竹箒がすり減っていまして、棒で掃いているかのように、わずかな部分しか掃けない状態でした。

ある程度の面積の場所を掃くのに、かなり苦労しました。

そこで、竹箒を自作することにしました。

ちょうど枯れた竹が一本ありまして、枝の部分と、箒の柄に良さそうな部分を使って、竹箒を作りました。

太さ1mm弱の柔らかめの針金を使って、長さを揃えた枝を束ねまして、柄に巻きつける形で、取り付けました。

ホームセンターで売っているような、きちんと幾重にも編み込まれた綺麗な出来上がりにならず、枝が15本ほど一重に巻きつけてある、みすぼらしい箒になりました。

取り付けも、若干緩くなってしまい、掃いていると、少し回る感じがあります。

箒と言うより、あちこちに向かって暴れる枝を、竹にくくりつけてある、そんな出来上がり状態でした。

さっそく公園に行って、使って見ました。

使って見た感じですが、なかなか、よろしい。

芝生の落ち葉を掃くと、あたかも、親猫が、子猫を舐めてあげるように、よく落ち葉を拭い取る事が出来ました。

アスファルトの道路や駐車スペースを掃いた時の感じは、箒の先っぽが、あちこちに暴れているので、広範囲に落ち葉を引っ掛けることができました。

また、箒に風を上手にはらませるように工夫して掃きますと、乾いた落ち葉が、風の力で運ばれる感じで、これも、なかなかよろしい感じでした。

枝の本数が絶対的に少ないので、重量的に軽いと言うメリットが出たようです。

しかし、使っている枝の数が絶対的に少なかったことで、2週間(実働4日程度)で、摩耗してしまいました。

夢中に振り回していると、背後から近づく自動車に気がつかない事があり、お互い危ないことがありましたので、周囲にも気を配って、周囲に迷惑をかけることがないように、配慮が必要だと思いました。

手にマメができて、水脹れを潰すとかなり痛いですし、軍手をして、手の皮膚を守る必要があります。

埃が舞う状況があれば、マスクをして、喉や鼻を保護すると良いかもしれません。

掃き掃除は、腰をひねる動作を連続して行いますから、背骨や足腰に負担がかかります。

疲労が蓄積して、腰痛等、足腰の不調を発症するかもしれませんし、ある程度体力があれば、回復して、鍛錬が出来るかもしれません。

箒を持つ、持ちかたや、両手の使いかたを変えながら、どういう状況で、どういう持ちかた、掃きかたをするのが自分の体格・体調に良いのか、あれこれ試すと面白いと思います。

風下から、風上に向かって掃くと、落ち葉が散乱してまとまらず、掃いても風で吹き戻されてしまい、埃を吸い込まないようにしようと息を細めてしまい、疲労が増しました。

常に風を背に掃ければ、より効率よく掃く事ができますので、風を意識して、その時の風向きで効率よく掃き掃除が出来る場所に、こまめに移動すると良いかもしれません。

あと、感じたことでは、黄昏時から日没後等、暗くなりますと、地面の状況が見えませんので、やりづらいです。

これは、冬場など、夜明けが遅くなり日没が早い時期は、一般的サラリーマンのかたは、掃き掃除を楽しむチャンスが、かなり少なくなると言う事になります。

思う存分、掃き掃除を楽しめるのは、お仕事が休みの日と言うことになります。

落ち葉が落ち始めるのは、10月頃からですので、平日に掃き掃除を楽しめるのは、10月~11月くらいしか無いことになります。

雑草は4月くらいから勢いを持ちますので、芝生のエリアなどを、強靭な竹箒で頻繁に撫ぜておけば、雑草が大きくなる前の柔らかい段階で、摩耗させることが出来そうにも思えます。

公園や駐車スペースには、落ち葉以外の物も、落ちています。

今まで、有償無償でメンテナンスされてきましたが、少子高齢化により、人が減りますので、将来、現在の若い人達の負担になる可能性があります。

ソリューションが求められる分野であり、何らかのチャンスが、かなり隠れいていそうな気配があります。

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