何年か前、日の出の撮影に凝っていたのを思い出しました。


投稿日: 2019年12月10日

近所に東に面して開かれたスペースがありまして、早朝、日の出の少し前からその風景の変化をカメラ📷に納ようと、少し凝った事がありました。

当時、時代は携帯電話にGPSが搭載され始めた頃で、山歩きの本などにも興味が出ていました。

それで、たまたま、噂を聞いて買ったのが「カシミール3D」と言う地図ソフトがメインの山登りの本でした。

また、このソフトには、写真撮影のシミュレーション機能がありまして、日付と時間を設定しますと、季節と時間に応じて山肌のテクスチャーマッピングがシミュレーションされる機能がありましたので、晴天時のおおよその雰囲気を、事前に知る事が出来る、と言うものでした。

実際には、木が生えていたり、建物や天候など、その場に行かないと分からない不確定要素が有りますが、おおよその構図を事前に掴む事が出来て便利でした。

現在は、性能の良いデジタルカメラが有りますが、当時私が持っていましたのが、銀塩カメラでしたので、36枚どりフィルムに、なかなか思う様な風景を撮影出来なかった思い出があります。

そもそも、何故朝日に凝り出したのか、思い出しまし。

夜、天体観測をはじめたからからでした。1万円くらいで買った、子供用の天体望遠鏡で見て感動して、撮影を始めました。

一般的なフィルムの感度では、月面以外は無理でした。シャッターを開放できるカメラで、数分から数十分かけて、撮影するのですが、地球の自転で、星空は流れて円弧の線になります。

追尾出来る装置を取り付けた場合、追尾装置の軸を自転軸とピッタリ合わせられないと、やはり、星は点ではなく、流れて線になります。

ガイド鏡を付けるとか、コンピータと連動するカメラで望遠鏡を制御する様なシステムを、取り付けておられる方がおられるのも、も 雑誌などを見て、知っていましたが、かなり高額になる様でした。

夜中、数時間、時には徹夜で、星を追いかける。そう言う事が、楽しかった時期がありましたが、ベストシーズンが、秋から冬だった事もあり、体力的に続かなくなりました。

そう言う中、帰宅する準備をしておりますと、早朝の空の変化が、美しいと思った事があったのでした。

私の当時の撮影テクニックでは(今でもあまり上達していません)、美しい写真を残すのに、深夜の作業より、朝の方が、楽だったんです。

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