日別アーカイブ: 2017年10月18日

機械式の時計

最近、機械式の時計に少し興味が沸いてきました。

数千円のスケルトンの手巻き時計を買ったのがきっかけです。

昨年、バイクを中古で買ってきて、あちこち修理したり、エンジンオイルを交換したり、コテコテになったチェーンの掃除をしたり、痛んだクラッチレバーを取り替えたり、荷台のフレームを取り付けたり、メカの手入れをやり始めた事が、伏線として有ったと思います。

さて、スケルトン腕時計ですから、中身が見えます。

時計としての性能を求めるなら、同じ価格帯で、CASIO等のクオーツ時計が手に入りますから、高い精度を求めるなら、そちらになると云うのは十分承知していて、メカニカルな物にふと心が動いた。そんな感じです。

でも、私が最初に買ったスケルトンの時計は、日差が25秒とか30秒とか、数分と言う具合でして、クォーツには遠く及ばない状態でした。

ネット検索で、一般的手巻き腕時計の精度はどれくらいなんだろうとか、調べてみますと、まあ、そんなもんだと書いてるページも有るようです。

でも、そこそこ普通に数万円クラスの腕時計なら、±15秒とか書いてあるページも有りました。

また、ひょんな事から、SEIKO 5を貰うことになり、SEIKO 5の事や、GS:グランドセイコーの事を、ネットで知ったりしました。

最近のネット検索は頭が良くなったのか、ニュースなど読んでいても、挿入される広告が時計関連になっていたりして、益々、そちらに誘引されて行ったりしまして、知識を徐々に増やしている所です。

今年8月、PATEK PHILIPPEなるブランドを知りました。それまでまったく知りませんでした。このブランドに付いて私はまったくの無知でしたが、さすがに時計やさん等はご存知でして、駅ビルに入っている時計やさんで、ふと、そのブランド名を話しますと、時計やさんも「一度は実物を見てみたい時計だ」と言っておられまして、買うなら取り寄せますよとも言ってくださいましたが、買える訳が有りません。ベラボーな値段ですから。そのブランドの腕時計って、何なんでしょうね、庶民の私には理解し辛い部分があります。弁当箱に蒔絵を施すとかそう言う感覚なのでしょうか?。実用性を兼ね備えた工芸品と言うか。恐れ多くて普段身につけられない気がしました。

それは、さておき。

この時計やさんに立ち寄ったのは、たまたま旅行先で数千円で買ったスケルトン腕時計の精度が、日差数十秒とか数分あるのだけど、そう言う物なのでしょうか?と、教えてもらうためでした。答えは、そのお値段なら、その精度もあるかもしれないと言うことでした。ちなみに、オーバーホールとか、精度の調整とかも、内部機構を見て、もし出来そうなら受け付けてくれるとのことでしたが、激安のスケルトン腕時計には、料金的に釣り合わない事がわかりました。

さて、その後しばらくして、ホームセンターで、時計補修キットの20点セットと言うのが売られていて、つい買ってしまいました。

開封し、中身確認をしますと、マイナスの精密ドライバーの先端が、ほったらかし。(汗)これじゃ、ネジに入らないじゃないかと、思いました。

その後、YouTube等見ていましたら、時計趣味の人が自分の時計の修理をする動画をアップして居られたのですが、その中でネジに合わせて「ドライバーを研ぐ」とか、おっしゃっていて、そう言う物なのか、じゃぁー、研ぐ道具も揃えないと。

たまたま、他の精密ドライバーセットが手元にあったものですから、まずは、手始めに、友人がくれた「壊れた腕時計」をばらして見ました。

クオーツ時計ですが、3針式の時計で丁度練習にはもってこいです。そして、これをばらした感想としては、時計職人さん恐るべしと感じました。

ギアが、小さい、薄い、軸が細い。良くもまぁ、こんなパーツを製造できたものだと、感心するというか、驚きました。

一旦ギアを外すと、その軸の細さから、なかなか差し込めませんでした。

ピンセットですら、その歯車のサイズからすると大きく武骨過ぎる感じです。電柱や木材を握るクレーンで、割り箸を扱うような感じがしました。

ルーペが必須なのは、この微細さ故なのでしょう。しかも、さらに自分の指先の精度をあげないと、ルーペで見えたとしても、扱えそうにありません。

オーバーホールは、私には無理とわかりました。

私にできそうなのは、テンプと言う機構にアクセスして、時計を進めるとか遅らせるとかなら、かろうじて出来るかも知れません。

でも、ヒゲゼンマイを切ったりパーツを破損したら、アウトなので、慎重な操作が必要で、埃を入れてしまわぬ様、指紋を付けぬよう、細心の注意を怠ることは出来ませんが、チューニングはオーバーホールに比べれば少ない作業工程です。

問題は、進んでいるか遅れているのかを知るのに、数分から数時間を必要とする事です。仮に1日あたり1分の誤差の場合、60秒を24で割ると1時間あたり2.5秒の誤差ですよね、更にそれを60で割ると、1分あたり 0.042秒  0.041666667秒となり、更にそれを60で割ると、1秒あたり、0.000694444秒の誤差となります。0.5秒の誤差がでるには、10分以上待たないといけません。なので、誤差を検出するのに数分から数時間放置してみないと判らないんですよね。

さて、そんな折、時計の1秒の精度、日差の精度を調整する器具に、TimeGrapherと言う装置が存在する事を知りました。

なかなか、微妙なお値段です。趣味で購入するにも、高いと思います。

それで、激安時計の精度をあげられるか?は、不明です。そもそも激安なのは、作りが雑だからじゃないのかとか、調整して精度が上がるくらいに精密加工されているなら、やってから販売するんじゃないか。とか、勘ぐってしまいます。

でも、自分で調整して精度が上がれば、それはそれで、楽しいに違いない。たとえ、激安クォーツに追いつけなくても。

見た目重視の激安腕時計を買って、自分で調整して、時計の精度を追求してみる。趣味や遊びとしては、ひょっとしたらおもしろいかもしれない。

でも、TimeGrapherは、高い。

そうだ、昨今スマホのアプリに、無いアプリは無い。と言うぐらいに、あれこれのカテゴリのアプリがあるんだから、もしかしたら。あるんじゃないの?。

見てみますと、アンドロイド系も、iPhone系も、提供者やアプリの名前は違いますが、それぞれにその手のアプリがある様です。

無料のアプリは見つかりません。有料です。

お値段は、TimeGrapherの実物に比べれば安価ですが、激安腕時計がもう一つ買えそうな価格で微妙です。

さて、数万円もする時計を自分でバラスなんて、勇気はありませんから、どうしても、やるとするなら、激安時計なんですが、パーツを破損するとアウト。

時計パーツ屋さんは実在するのですが、私が聞いたお店では、主に有名メーカーの有名機種のパーツは入手しやすいけど、レアな時計や海外で製造された時計の場合、パーツの入手は困難な様でした。

と言う事で、自分の懐具合に応じて、自分の時計をいじる分には、これらのアプリをインストールして、上手に使いこなせれば、自動巻や手巻きの機械式腕時計のチューニングが出来て、楽しめそうに思います。

バイクにあれこれ追加

バイクを使っていると、何かちょっと不便だなと感じるシーンに出会うことがあります。

とりあえず、なんとか対策できたものは、ドリンクフォルダーや、時計や、温度計や、ハンドルカバー、小銭グリップなどです。

過去に感じた不便とその対策を振り返ってみます。

1.ドリンクフォルダー

なぜ、ドリンクフォルダーが欲しかったかと言えば、自販機やコンビニで購入したペットボトルを、ちょいとおいておく場所が欲しかったからです。メットインに入れてもいいのですが、吹きこぼれたり、雫でベトベトすると困るので、メットイン以外の場所でペットボトルを入れる場所が必要になりました。さらに私の場合は、ハンドル周りにもボトルをおける場所がありませんでした。

最初は100円ショップのダイソーで、ボトルのサイズに合わせて調節が出来るプラスチック製のボトルフォルダーをつけていたのですが、バイクを倒してしまった時に破損してしまいました。最近は同じ商品が店頭になくて、現在在るのはワイヤーで作られたものだけでした。若干不安でしたが、350mlも500mlでも問題なく使えています。

取り付け場所に苦労しますが、私の場合、シートの最後部の荷物台の鉄パイプあたりに場所を見つけることが出来ました。

そして、ボトルを入れた時にゴソゴソにならないように、そして、しっかりとホールドされるようにワイヤーを押し込んで使っています。私の運転は、おとなしいので、まず抜け落ちることは無いようです。

しかし、乗り降りの時に、またぐので、衛生上の不安を若干感じまして、トイレ直後などは、乗り降りしないようにしています。

2.時計

※雨の日や冬場に腕時計を見るのが大変だった。

時間を見たい時は腕時計を見ていましたが、雨の日や寒い日は、とてもやりづらいので、ひと目で時間が判るようにしたいと強く感じました。

それで、ダイソーの腕時計を付けることにしました。腕時計のベルトを外して、裏蓋が鉄板なので、磁石でハンドル中央部に貼り付けました。

防水機能を付けるために、これまたダイソーのプラスチックのグルーを充填しました。ボタンは動くようにして、電気接点が詰まらないように配慮し、腕時計のムーブメント?本体に湿気や水が入りこまないようにしました。

※問題は、夏場に猛暑で液晶が真っ黒になることです。

3.温度計

路面凍結が危険なのと、バイクは、エンジン・バッテリー・タイヤが温度に影響を受けるものなので、気温を知りたかったからです。

温度計付きの腕時計をしていますが、袖の中にありますと、外気温ではなく、体温を測定していますので、リアルな外気温を知りたかったのです。

今は、とりあえず、ダイソーで買った小さなアルコール式温度計を両面テープで、右側のフロントフォークにつけています。湿気や水分が不安だったので、アルコール式温度計を使いました。バイメタル式温度計の場合、防水と防湿ができている必要があり、そういう商品は高価になる傾向がありました。

取り付け場所は、熱くなるエンジンやマフラーから遮蔽されていて、それらの影響を受けない場所と言う事で、フロントフォークとしました。

本当はメーター周りのどこかに付けて視認性を上げたかったのですが、私のバイクの場合場所がありませんでした。

4.ハンドルカバー

※濡れない、ぬるぬるしない、寒くないを求めて

とある夏の昼下がり、峠で夕立、そして、長いトンネルを超えた事があったのですが、体温を奪われガクガクブルブル、手もかじかんでしまい、大変に体力を消耗しました。

この時は、夏場だったのでグローブなしで運転していたのですが、10分以上雨の中を走っていましたら、大粒の雨で、砂粒が当たるような痛み感じました。そこで、グローブを取り出して、グローブを着用して走ったのですが、水が染みこんできました。グローブが濡れると、やはり濡れていない時とくらべるて、手は気持ち悪くなります。

冬場にグローブが濡れると、凍傷になる危険性も出てきますから、要するにグローブも濡らさない必要があるとわかりました。

そういう事で、対策として、ビニールをハンドルの左右にかぶせて、防水防風をしました。

風は温度を奪います。濡れていなくてもです。「風速と体感温度」について調べますとあれこれ出てきます。

登山じゃないので、寒くなればコンビニかスーパーマーケットか喫茶店に避難できますので、案外気楽ではありますが。登山の関連のサイトに次のページがありまして、そこに風速と体感温度の表が掲載されていました。のでご参考までに。

5.コインフォルダー

これは、当ブログに以前書いた「125ccバイクと琵琶湖大橋」に書いてあるとおりです。

あとがき

最近ネットを見ていまして、次のURLを見つけました。自作で温度計や時計を作って取り付けるなら、部品として良さそうに思います。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0016V9FBC/ref=em_si_text

また、腕時計をハンドルにつけている人を見かけた事がありましたが、数万円もする時計を付けるのはもったいないなーと思っていたのですが、案外1万円以下の腕時計でも、温度や気圧を測定出来るものが在るようです。

https://www.amazon.co.jp/%E8%85%95%E6%99%82%E8%A8%88-LAD-WEATHER-%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC%EF%BC%89/s?ie=UTF8&field-brandtextbin=LAD%20WEATHER%28%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC%EF%BC%89&page=1&rh=n%3A324025011

 

また「バイク用の時計おすすめ20選!機能性ある時計で愛車をカスタマイズ」と言う記事を書いて居られる方も居られました。