「選挙に真剣に向き合う」とは、どういうことだろう?

と、最近は考えるようになりました。

過去、選挙は、勤め先の労働組合の方針に沿って投票する事が多かったです。

退職後も、これまでの延長で投票すれば良いと思ったりもするのですが、なんとなく情報不足な気分でした。

過去、組合方針として、どのような社会情勢の中、どういう利害があり、自分たちの将来を考えた場合、どの党の誰を選ぶべきかについて、それなりの理由付けを聞いたりしていたのですが、ここ数年間は、聞く機会もなくなりました。

政府とは省庁国会議員さんとは。

でも、私は議員さんを選ぶ選択理由が判らない。

世界情勢や国際情勢を知り、日本の現在を知り、日本の中身を知り、自分たちを取り巻く法律を知った上で、どうあるべきなのか?、どういう方向を目指すべきなのか?を理解し。

出馬された議員さんの主張を知った上で、吟味して、誰がベストなのかを判断する。

と言う作業を自分単独でこなすことが出来ません。

それは、世界情勢を正確に把握できていないからであり

それは、国際情勢を正しく理解できていないからであり

それは、自分を取り巻く法律全部について、正確に理解できていないからであり

それは、自分の所属する会社や地域やコミュニティーについての事情を知らないからだろうと思います。

そして、議員さんの主張を聞いた所で、それが自分や自分の所属するコミュニティーにどのような影響があるのかを想像出来ないからなのだろうと思いました。

で、何故、そんなことを思ったのかと言いますと、最近、YouTubeで、「NHK党」の、党首の方の動画を見ました時に、その動画の中で、NHKの受信料に関する法案について話されていて、私には関係がない話なので、さほど関心はないのですが、ちょっと気になり、法案を見てみることにしました。

総務省|国会提出法案

その中に、「令和4年2月4日電波法及び放送法の一部を改正する法律案」が有りました。

その「概要」のリンク先は下記のURLでした。

’https://www.soumu.go.jp/main_content/000791307.pdf

開いてみてみましたら、「5.NHKの受信料の適正かつ公平な負担を図るための制度の整備(放送法の一部改 正)」


「(2) 受信契約の条項の記載事項を法定化するとともに、受信契約の締結義務の履行を遅滞した者に対してNHKが徴収することができる当該義務の履行を遅滞した期間の割増金に関する事項を規定することとする。」

に関する事柄が、述べられていたのだろうと思いました。

いまいち、内容を理解できませんでした。

そこで、

さらに、「要項」があり、「法律案・理由」があり、「新旧対象条文」があり、「参照条文」があり、それぞれにリンクがはられていましたので、

開いてみてみました。

せっかくこのように、整理して開示していただいているのに、

私には、読んで理解するのが大変でした。

一人の候補者の方の方針に関して、調べるだけで疲れました。

候補者の方の意見を吟味できるほどの事前知識(世界・社会・法律・経済)がなさすぎると言う現実を知るに至りました。

ないものねだりですけど、

(世の中知り尽くし、私というものを知り尽くした)執事に、(候補者の意見を吟味する作業をしてもらい)アラートを上げてもらったり、誰がベストなのか教えてもらいたい気分になりました。

それと同時に、同年代の人の中には、しっかりと自分の意見を持っている人も居て、凄いなーと思いました。

追伸、NHKの放送受信料については、これまで欠かさず、きちんと契約を継続してきていますので、今回の法案は自分には余り影響は無いのかなぁーと思っています。

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