改めて、自分のバイク歴について、思い返してみますと、MB5以外は、全部中古でした。
しかも、「取り敢えず、今動いているから、不動車じやない事を、買う側としても確認いただけましたよね。」と言うものが大半でした。
プロに診てもらったのは、ロードパルとCM125Tでしたが、それでも、購入後のメンテナンスは有償でしたし、バイク屋さんにも、「なるべくメンテナンスや余計な故障による、トラブルを避けたいなら、新車を買うべきですよ。」と勧めても頂きました。
それでも、それを承知で、買って来ました。
壊れかけ、いや、壊れているバイクを買うという事について。
〈デメリット〉
- その車種本来の性能や特性を知らない。
- 元々の持ち主さんが、その値段で、でも手放そうとした、何らかの事情がある。
- 補修パーツにお金かかかる事もある。
- いつ廃車になるか判らない。
- 安いなりの理由がある。
〈メリット〉
- 安い
- 少々不調でも、誰かに腹をたてる事もない。
- 躊躇なく分解出来るし、壊れても諦めがつく。
- これ以上価値が下がる事も無いので、ペイントやシールを貼る事に悩まない。
- 取り敢えず、今日も動いた、それだけで嬉しい。
- 登録や保険の加入手続きに、役場や保険屋さんに、走り回る事で、人の輪が広がる。
以上の様なスタンス?、結果的にその様な行動になった。と言う様な、私のバイクとの付き合いでした。
新車を買って壊す、よりは安くついたのかも知れません。
唯一新車で買ったMB5は、ほぼ全て、購入したショップにお任せしていましたのて、私は乗るだけの人でした。(当然、無償対応期間終了後は、全て有償対応)
そう言う事で、MB5につきましては、購入後かなりの期間、そのバイクが本来持っている性能・ポテンシャルを、高い次元で享受出来たのだろうと思います。
そしてそれ以外の、購入時点でオンボロだったバイクについては、性能とかポテンシャルとかでは無くて、「気軽に分解・組み立て直し」や、事務手続きや人との出会い、「数々の数えきれないくらいの不調不具合との出会い。」等を享受出来たと思います。
何を求めるかにより、どこで買うか、どこから買うかを考えると良いのかも知れませんし、知り合いの中に、整備士の資格を持つ方がいると、よりプロフェッショナルな側の何かを教え貰えるかも知れません。
自分で全てをこなして(買ってもいないバイク屋さんに持ち込んでも、相手にしてもらいない)両手油まみれになりながらも、整備や修理を楽しむのも良いですし。
または、少しでも不調を感じたら、ショップに持ち込んで、エアコンの効いた待合室で、コーヒーを飲み、雑誌広げて、整備終了を待つのも良いと思います。
身の回りのライダーの男女比は、やや女性の比率が高いのかも知れません。先ほども、母の友人(そこそこ高齢)の方が、スクーターでコロッケを持って来て下さいました。