それでも気になるawsその4

この度、amazon aws summit 2017のセッションを聴講させて頂き、その熱気を肌で感じさせていただいた事は、私にとって貴重な経験でした。

基調講演の聴講者は、2000人を上回っていたのではないか?と思います。入場開始から全員が着席するまでは、かなりの時間が必要でした。最初に入場し既に着席した人を飽きさせないためなのか、私が入場した時には、既に壇上で力強く、躍動感に溢れる演奏と映像が繰り広げられていました。

今回、基調講演および、いくつかのセッションを聴講させて頂いて、感じたことは、「世界はノンストップで進んでる」と言う事です。ものすごい速さです。そして、その流れに乗って進むためには、やはりテクノロジーに精通する事が大切だと感じました。

コンピュータの性能は、どんどん高くなり、ソフトウェアや問題へのアプローチも、日々新たに出てきている中で、コンピュータやITや、IoTで、何が出来て、何が出来ないのか、何が得意で、何が得意でないのか、そういう所をきちんと見極めて進んで行く事も大切だと思っています。
そうしないと、勘違いや、思い込み、思い違いを含んだまま進んでしまって、結果として、取り残されたり、失敗をする原因になりかね無いと思います。

新たなテクノロジーの本質と特性をしっかりと把握した上で、ビジネス展開、または、新なサービス展開に向けて、最新のさまざまな技術にも取り組んで行かなければならないと思いました。

そして、コンピュータというものについては、過去の経験から実際に使ってみること言う事はとても大切です。教科書を読んでいるだけでは殆ど身につきません。実際に使ってみて、いろいろな分野で試して見ることで、その特性を肌で感じる事ができると思います。

でも個人の持っている時間は有限です。すべての方面で自分で独学で進んで行くには時間がたりません。

そこで、大切なのは、人と人との出逢いだろうと思います。

経験の共有、疑問や問題の共有と解消、解決へのアイデア。そう言うものは、人と人との出会いの中で、化学変化として得られる物だと思います。

今回のサミット会場では、かなりの数のブースの出展があり、相談を聞いてもらったり、ヒントをもらったり、普段感じていた疑問をぶつけてみたり、そう言う事ができる場の提供があったと感じました。

スケールアウト柔軟性と拡張性即応性
オンプレミス
クラウド
パブリッククラウド
プライベートクラウド
ベアメタル
専用サーバー

現代は、世界中でデジタル化の流れがあり、その中で、様々な「物」や「事」がデジタルデータに変換されてます。
そして、デジタル化されたデータは、ネットワークを経由し、流通し蓄積されていきます。
この動きをどのように捉えるか?。
それが大切になっているようです。

今回聴講させていただき、その後のアフターフォロー的に、更に様々なお知らせや、スクーリングのご案内を、頂いております。今後ますます、機会を捉えてスキルアップできれば、幸いと考えている次第です。

私がコンピュータを習いはいじめた頃に、先生から次の様な事を教えていただきました。

「皆が一生懸命コンピュータを学んでいるけど、全員が、コンピュータに対して、同じ概念を持てるというものではなく、おそらく何人かは、その一部だけを理解した時点で、寿命という持ち時間が尽きるだろう。運が良ければ何人かは全体像を理解できる人も居るかもしれない。コンピュータやコンピュータ関連の世界は、まるで巨大な像の様であり、私達は、例えれば蟻の様なものだ。」

とおっしゃっていました。

寓話的なんですが、それは次の様な事でした。

像の鼻に乗っている蟻と、像の足の爪に居る蟻と、像の尻尾に居る蟻が、ある日、集まって「像について」というタイトルでレポートを書いたが、象について書かれたレポートは、それぞれ全く違う印象が書かれたレポートだった。

像の鼻に居るアリは「像とは、長いフニャフニャしたもので、ぶらぶらしていたり、何かを絡めたりして、先端は湿っている」と書いた。

像の爪先に居るアリは「像とは太くて逞しくて分厚い皮でズッシンズシインと歩くもので、硬い爪がある。」と書いた。

像の尻尾にいるアリは「いつもぶらぶらしていて細長いもので、先端は毛が房々していて、結構世話しなく動くものだ」と書いた。

コンピュータというものについて、どういう認識をもつかは、その人がコンピュータと、どういう関わりを持つかにより変わるものだそうです。正確無比で間違いを起こさないものだと考えるか、一時も気を抜けない大変な物だと考えるかは、その人がどういう関わりを持って人生を送るかで変わって来るらしいんです。

ただし、バッチ処理がメインの時代の話ですから、今の時代だと、どうなのか?という点では、今の時代でも通用するのか?。判りません。

理想論で言えば、常に最新のテクノロジーを含め、最新の考え方に基づきつつ、きちんと全体像を把握しておく。そういう事が出来れば良いのでしょうけど、一般人である私には不可能な話です。

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