本日いじっていた環境
- ホストOS : LinuxMINT 18.1 ‘Serena’
- VirutalBOX : VirtualBox 5 グラフィカルユーザーインタフェースバージョン5.1.38_ubuntu r122592
- ゲストOS : Proxmox 7.3-1
- ノートパソコン
- WIFIおよびEthernet接続なし
- ゲストOSのネットワークは「内部ネットワーク」
困ったこと 画面が見きれる
本来なら下図の様な画面表示に成るのですが、
下図の様に、画面全体の左上の部分だけの表示になりました。(このときは800×600位のサイズ)
※これを書いているのは、2023年の3月であり、既に世間では、 LinuxMINTのバージョンは21.1になっていて、18.1を使っている人は居ないと思います。 また、VirtualBOXも7.0.6になっていて、バージョン5を使っている人も居ないのでは? と思うところです。
そこで、下図に矢印を書き込んで示したアイコンを右クリックすると、画面関連のメニューが現れましたので、試してみました。
しかし、残念なことに変化はありませんでした。(最初は)
右クリックで出て来るメニューは
- ウィンドウのサイズを調整
- ゲストOSのサイズを自動調整
- 表示倍率
- 仮想スクリーン1
等です。
さらに「仮想スクリーン1」にマウスカーソルを添わせると(私の環境では)下のリストに示した選択肢が表示されました。
- 640×480にリサイズ
- 800×600にリサイズ
- 1024×768にリサイズ
- 1152×864にリサイズ
- 1280×800にリサイズ
- :
- 1920×1200にリサイズ
この選択肢は、タイミングにより、選べる時や、選べない時が有りました。
そして、選べたとしても状態は変化しませんでした。
ネットに解決策が出ていないか探しましたら、ゲストOSの設定ウィンドウに
ゲストOSの設定ウィンドウのディスプレイの項目にグラフィクスコントローラーと言う選択項目が有って、そこで、選択肢のVboxSVGAを選択する。と言う解決方法です。
しかし、私の環境では、その項目「グラフィクスコントローラー」自体表示されていませんでした。
調べましたら、この項目は、「仮想OSにGuest Additionsをインストールする必要があります。」と言うことだそうです。
うーん?、Proxmoxをインストールした後なら、できるのかも知れませんが、前段階のインストール画面が見きれているので、この方法は使うことが出来ないようです。
他に、ゲストOS(Linux)のブートオプションでレゾリューションを指定する方法もあるようですが、これも、ブート直前の画面での操作であり、インストール画面の直前に行うことは出来ません。
Linuxのコマンドラインで、VMSVGAを選択する方法も有りましたが、vboxvgaからvmsvgaに変更すると、proxmoxインストーラーの起動が途中で止まる、と言うか表示がされなくなる様になりました。
そのような中、何かの拍子に、画面が綺麗に全画面表示されました。
どうして、表示されたのか不明でした。
根気よく突破口を探しましたら、有りました。
そのタイミングですが、
まず、Proxmoxインストーラーを起動します
リターンキーを押して進めます。
起動状況は、DHCPDISCOVER 辺りに来る頃、やや画面の動きがゆっくりになりました。
このタイミングで上の図の画面右下に並ぶアイコンのディスプレイのアイコンを右クリックして
仮想スクリーン1にマウスカーソルを合わせて、高解像度のどれかをクリックしました。
最初、解像度のリストはグレーで選択出来なかったのですが、マウスカーソルを
仮想スクリーン1と表示倍率の間で行き来させていると、選択肢がアクティブに成る瞬間を知ることが出来ました。
このタイミングで、高解像度の選択をすれば、Proxmoxのインストール画面が完全に表示されました。
以上