日別アーカイブ: 2022年4月26日

RAID設定練習

数日前の投稿で、落札したサーバーのストレージ構成について、少し触れているのですが、その初期設定に関して、少し勉強しないと使いこなせそうにない状況でした。

入手後、初めて通電した時、搭載されているHDDの一部しか認識していない様子でした。

3.5インチHDDを4本搭載可能なDISKアレイラックがあり、4本のHDDが搭載されていました。※DISKアレイラックはこんな感じです。

搭載されていたHDD4本の内訳は、

  • 1TBのSATA × 1
  • 300GBのSAS × 3

でした。

認識しているのは、1TBのHDDだけで、SASの3本は見えていませんでした。

サーバーを起動すると、BIOS画面の手前で、RAIDの設定画面に入るCtrl+Hが数秒表示され、その後、BIOS画面に入る[F2]が表示され、そのまま放置するとOSのブートに進む。という流れで見慣れた順序でした。

※電源ONのあと、上記ブートシーケンスの表示が始まるまで、ハードウェアのチェックなど、準備段階があるのかな?、かなり待ちます。

販売時の構成のままなのか?、前オーナーさんがカスタマイズされたのか?判りませんが、そのような状況でした。

まぁ、ジャンクで落札したサーバーなので、起動しただけでも、有り難い事であり、文句を言える立場ではありません。

せっかく、激安で譲って戴いたハードウェアなので、動いたら良いなぁ♡。

という感じです。

この時点で観察出来た状況は下記のとおりでした。

  • DISKアレイラックから伸びるケーブルは、マザーボードに刺さっている。
  • ブートシーケンスでRAID設定に入るCtrl+Hの表示は現れる。
  • PCIのRAIDカードは搭載されている。

そこで、RAIDの初期設定をやってみることにしました。

電源ONの後、RAID設定画面に入る、Ctrl+Hのガイダンスが表示されたら、すかさずCtrl+Hを押しましたら、ややタイムラグが有りその後、設定画面に入れました。

見慣れた画面なので、あれこれいじろうとしたのですが、HDDを1つも認識していません。

そう言えば、DISKアレイラックから伸びるケーブルは、RAIDカードに刺さっていません。

と言うことで、電源をOFFにして、マザーボードに刺さっているケーブルをRAIDカードに繋いで、再度起動してみました。

今度は、RAID設定画面に入ると、4本のDISKを認識できました。

どうやら、このサーバーは、DISKアレイラックから伸びるケーブルはマザーボードに繋いで運用することも、RAIDカードに繋いで運用する事も可能なようですね。

今回の様に、SATAとSASが混在している状況で使う場合、どういう使い方が良いのか判りません。

現時点では、RAIDカードに繋げば、SATAもSASも認識できると判明したので、しばらくはRAIDカードに繋いで使い方を模索して行きます。

一先ず、今回は混載した状況で、RAIDカードにDISKアレイラックから伸びるケーブルを接続して、OSインストールまでやってみました。

HDDの搭載状況は下記の様に成っていました。

  • SLOT3:SATA 1TB
  • SLOT2:SAS 300GB
  • SLOT1:SAS 300GB
  • SLOT0:SAS 300GB

RAID設定を行い。

  • 仮想ディスク0として、RAID0で、SLOT3のSATA 1TBを設定。
  • 仮想ディスク1として、RAID6で、SLOT0,1,2のSAS 300GBを設定。

OSはubuntuSTUDIOをインストールしました。

※HDDアレイラックから伸びるケーブルですが、マザーボードに繋いだままでも良いのかも知れないなぁとか、思ったりもしました。しかし、再設定に必要な労力と手間と時間(RAID設定をクリアして、RAID設定を行い、HDDの初期化を行い、OSのインストール)はややきついので、マザーボードにつなぐ形でのRAIDの設定や初期化の勉強は、やや先になりそうです。

今回、DISKのサイズの表現に関して、検索したりしました。