日別アーカイブ: 2018年10月9日

腕時計

私が30歳前後のころ、通勤経路に、景品が腕時計のUFOキャッチャーが置かれているゲームセンターがありました。

多分きっかけはトイレ。トイレを借りに入って、そのまま退散するのは気が引けるので、軽い気持ちでUFOキャッチャーをしたと思います。ぬいぐるみやお菓子や人形というより、腕時計なら、もしもGET出来たら、実用的だしという気持ちで、腕時計のUFOキャッチャーをやってみました。割と少ないチャレンジだったのですが、腕時計を一つGETしてしまいました。

それから、半年か一年、はまりまくりました。普通にディスカウントショップで、普及帯の価格設定がされた腕時計を買える価格よりは、安い投資で、腕時計一つをGET出来ていたと思いますが、GET出来る腕時計と言いますか、そこに置かれた腕時計は、当時の品質レベルはあまり良いとは言えない、まさに景品レベルの商品であり、仕事中に身に着けていると、あまりよくないものでした。

おもちゃレベルの時計品質でも、見た目はそれなりにしっかりとしていて、一見ロレックスにも見えるような物もあり、オシャレとして、身に着けるだけなら、そして、そこに時計の精度を求めないなら、それでもいいんじゃないの。的な腕時計たちでした。自宅の引き出しに、そんなおもちゃ時計がざらざら入ったころ。電車の時間でトラブルに会いました。乗り継ぎの電車に乗れなかったんです。原因は、突然の腕時計の不調。案外それなりに動いていたので、ついつい信頼してしまっていたんです。せめて電池ぐらいは、入れ替えておくべきだったと思います。

そして、そんな出来事から、何十年もたって、リサイクルショップに掘り出し物や、中古の腕時計が、そこそこ安い値段で並んでいる昨今、一年足らずで、トータルで10本ほど買い集めてしまいました。買い集めた中古の腕時計は、身に着けることはなく、ただ眺める事が多いです。理由はきちんと洗浄する手段を持っていなかったのと、腕時計の洗浄をお願いすると、そこそこコストがかかるからという理由です。

そして、眺めるのにも飽きたので、手放そうと、フリーマーケットに並べました。通販で、何足かセットの靴を買ったけど、色が気に入らなくて、履かなかった靴とか、使わなくなった布団乾燥機などと、一緒に陳列していました。

私は時計屋さんではないので、時計に関して知っているのは、保有した時計に関する事ぐらいで、リサイクルショップで仕入れたクロノグラフについても、その動作が正しいのか、故障しているのか、仕様書通りなのか、よく判らない。という状況でした。

出店していますと、腕時計に目をとめた方が、話しかけてくださるのですが、私は腕時計について、ほとんど蘊蓄を持っていませんでしたので、大した会話もできず、お客さんもその場を離れていくという状況でした。

印象に残っている方が、2名おられまして、お一人は、ご老人なのですが、そこそこお金持ち風の方でした。「いや、家には売るぐらいに、店を出せるぐらいに沢山、ブランドの時計があるんだけどね。」と仰った言葉が印象的でした。

もうお一人の方は、中学生になる息子さんが居られる主婦の方でした。「息子が中学に上がるんだけど、初めて持たす時計には、どんな時計がいいですか?」と言う、ご質問をいただきました。「どうせ直ぐに壊すかもしれないので、安い時計でいいんじゃないですか」とお返事をしようかなと思ったのですが、その時脳裏に浮かんだのは、景品のおもちゃ時計で、電車の乗り継ぎに失敗した記憶でした。親御さんからプレゼントされた時計で、痛い目にあったりしたら、不幸だと思いましたので、「そんなに高い時計でなくてもいいと思いますが、信頼できる時計店に相談して、信頼できる時計をプレゼントされるのがいいと思います。」みたいなお答えしたと思います。

この場合、実用面で考えたら、ホームセンターなどに並んでいる安い時計でも問題はないと思うんですが、息子さんにとっては、入学祝い的な、親御さんとの思い出の品になるかもしれないものですし、この辺の最近のトレンドを知っているのは、やはり時計屋さんなのかなと思いましたので、そのような回答をしました。

この投稿をご覧になってくださった方には、その年齢の子供さんをお持ちの方ももおられると思いますが、どうなさっていますか?。

腕時計関連の漫画サイト

腕時計関連の漫画が存在したんですね。そのサイトの名前は、

せいの腕時計考

WordPressのエディターが変わった

このサイトは、「WordPress」というブログソフトを使って運用しているのですが、最近編集機能が強化されて過去から使ってきた編集画面の機能が、がらりと変わりました。

つい最近のある日、いつものようにWordPressのバージョンアップのお知らせが表示されて、いつものようにバージョンアップ開始させましたら、新しいエディターを使いますか?と言うようなボタンがあり、何気なく、その選択肢を選んでしまい、何も考えることもなく新たなエディターを使い始めました。

でも、新しいエディターは、ちょっとボタンが増えたとか、配置が換わったとか、そう言う物ではなくて、完全に、操作性が異なるものでしたので、面食らってしまいました。

でも何とか、何度かの投稿を通して、新しいエディターの使い方に慣れた頃、ふと見ると、旧のエディターへの切り戻し選択肢があったことに気づきました。