サイクリング 八瀬 鴨川 四条

今回、高低差を考えて、京都を上から下るルートを走ってみた。

滋賀県在住なので、今回、堅田から琵琶湖大橋取り付け道路を西に向けてスタート。

「途中口」では、京都高島方面へのバイパスには向かわず、直進。

「途中」では、進路を左にとり京都に向かう。少し行くと、谷間の渓流沿いに民家が有り、寂れ行く風情を感じる事ができる。

おそらく昔は、大勢の往来があり、さぞ賑わった事もあったと思もわれる

足を使った移動から、やがて自動車での移動に時代が代わり、大渋滞の時代を経て、最近は迂回路やトンネルが整備され、交通量が激減し、現在は往来がまばらになった。平日は、自動車やトラックも、たまに通るぐらいになった。

午後の山村の風情を感じながら、更に京都と滋賀の県境に向けて上がると、左手に、大きく高いところまで伸びる砂利採取場の、斜面を望む事が出来きる。

ママチャリで此処まで登ってくるのは、結構こたえた

ペットボトルのお茶を飲みながら見上げると、遥か上の方の斜面で、鹿が草を食べている。私が今いる場所は、谷の底で、渓流が付近にあり、西の斜面と木の枝で日陰になっていて、暑さはそれほどでも無いが、鹿のいる場所は、夏の強い日差しに照らされて眩しい位だ。

 6頭の鹿をカメラに収め、もうひと頑張り京都と滋賀の分水嶺目指して自転車を漕ぎ出す。

側溝には、僅か水が流れている。分水嶺に到着すると、ここは、さすがに乾いている。

分水嶺を超えれば、ここから先は下り。スピードが出るので、盛大なブレーキ音を鳴らしながら、降りていく。

左手に峠のレストランが有るが、昼ごはん食べた後なので、今回はスルー。

更に下ると、やや平坦になり、左手に神社

こちらの神社は、結婚前に良縁を願って何度も訪ねた神社。今日はママチャリで来ました。

更に下って、新道から右手に分岐して、旧道を大原に向かう。

広くて大きな新道は若干の上り下りがあり、自転車には向かない。さらに自動車やトラックが追い越していくときに気を遣う。

だが、旧道を通るルートは、自転車に優しいルートだ。大原まで、渓流沿いに、なだらかな下りのみで、交通量はぐっと少ない。そして午後は、木々が日陰を作ってくれ、涼もあり、最高だ。

 やがて、大原に着くと、駐車場にはバスが数台、一般駐車場の管理プレハブでは、観光に訪れた乗用車を手招きする姿があるが、夏休み最終日、結構すいている。

案外こう言う日が狙い目かも知れない。

 大原を過ぎて降ってゆくと、柴漬けの工場と販売店があり、ここにも観光の人が来ている。

さらに下って行くと、かつて日本発のスーパーカー「童夢」のあった場所にさしかかった。建物は、そのままかもしれないが、かつての面影が無いなー等と考えながら通過する。

誤記がありました。「日本初」を「日本発」に訂正しました。

※現在の「童夢」はこちら。

しばらく道なりに下ると、旧道との分岐が見えてくる。ここでも、右手側の旧道に入る。しかし、旧道側も交通量はそこそこあり、しかも狭いので、歩行者や飛び出しに細心の注意を払いながら、ゆっくりと下っていく。

普段、自動車では、新道を通るので、すっかり忘れていた、九頭竜神社を通過。以前は道標的に覚えていたはずだが、本当に記憶から消えていた。

また、さらに、少し下って、目立たないバイク屋さん。に至った。ずっと前から、気になっていたお店なので、ちょっと覗いてみた。お店の人と少し話をして、また出発。

さらに少し下って、新道と合流。

少し行くと、右手前方に、比叡山ロープウェイ駅に至る橋が見えてきた。

この橋の付近で、少し休憩。見下ろす渓流が美しい。

休憩を終えて、出発し、更に下ると、すぐに、叡山電鉄の終着駅「八瀬比叡山口駅」の看板が見えてくる。

時間があれば、この付近で散策等もよいと思われる。

指が…疲れた…。

自転車で移動する時間と同じぐらい、タイピングに時間がかかっている。

このあと修学院から、京都府立大付近を通過して、鴨川に至り、鴨川東岸を下って、下鴨神社付近で橋を渡って一旦市街地を南下し、コンビニで麦茶とおにぎりを購入し、再度川の西岸に入って、休憩がてら、おにぎりを食べ、川岸を南下、川岸で運動する学生や、語らうアベック、散策する夫婦と幼い子たち、海外の言葉を話しながら散歩する人たち、様々な風景の中を通り過ぎて行き、やがて三条大橋付近に至り、納涼床を下から見上げつつ四条付近にいたり、川岸から上がって、高級料亭の並ぶ通りを北上して、三条大橋を渡り、蹴上げを経て山科に至る。この頃には、日もとっぷりと暮れて、山科から東に向かい、閻魔さまの山科地蔵 徳林庵を通過して、京阪電鉄京津線の四宮駅方向に入り、藤尾奥町に向かう。藤尾奥町の普門寺から左に進んで、バイパス下を潜って、バイパス側道の急峻な坂を、登って、大津市小関町に至るルートを通れば良かったのだが、右に進路をとったため、山中の細い道を、真っ暗な中、登って、先ほどの大津市小関町に至る道路に合流。真っ暗な道路を下って、小関町に入った。三井寺付近を通過して、大津市役所前から公園に入り、皇子山球場の敷地を抜けて、大津京駅前を通り、国道161滋賀県道558を通って帰ってきた。

やっと、衣川付近までたどり着いたとき、最近オープンしたばかりの伊予製麺と言う看板が目に入った。この時間なのに、お客さん0人、他のお客さんに汗臭い匂いで迷惑をかけることもないと思って、入店。餃子と、冷やしぶっかけうどんを注文し食す、柚子胡椒の調味料で冷やしぶっかけが、いい感じに。店内ひろくて、雰囲気も悪くない、味も悪くない。

本日の経費は、お茶、おにぎり、うどんと餃子で、約1000円。

<後書き>

(1)今回は自転車で京都を巡ったが、滋賀の坂本で、お寺散策を経て、滋賀から比叡山鉄道の坂本ケーブルにてケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅に至り、比叡山の、お寺めぐりを経て、京都側の京福電鉄の叡山ロープウェイの比叡山頂駅からロープ比叡駅に至り、そこから叡山ケーブルのケーブル比叡駅からケーブル八瀬駅に下りて来て、比叡山電鉄の運営する叡山鉄道の「八瀬比叡山口駅」から「出町柳」に至り、京都市内に入るのも、風光明媚なルートだろうと思われる。しかし、一日では巡れないため、工程を幾つかに分ける必要があると思われる。

(2)過去から現在に至るまで、私は比叡山界隈の交通について混乱していた事に改めて気づいた。どうやら次の様になっているらしい。(間違っていた場合、御指摘を願いします)

・京福電鉄が運営する「嵐山本線・北野線」を嵐電と言う。

・京福電気鉄道が、京都側の「ケーブル八瀬駅」から「ケーブル比叡駅」の叡山ケーブルを運営している。

・京福電気鉄道が、京都側の「ロープ比叡駅」から「比叡山頂駅」の叡山ロープウェイを運営している。

・比叡山鉄道が、滋賀側の「ケーブル坂本駅」から「ケーブル延暦寺駅 」の坂本ケーブルというケーブルカーを運営している。

・比叡山鉄道が叡山電車を運営している。

・叡山ケーブルや坂本ケーブルは、ケーブルカーである。

・叡山ロープウェイは、ロープウェイである。

・叡山電車は、
「出町柳」から「宝ヶ池」を経て「八瀬比叡山口駅」に至る路線と
「出町柳」から「宝ヶ池」を経て「鞍馬口」に至る路線がある。

 <蛇足>

川床料理や高級湯豆腐の貴船へは、比叡山電鉄の叡山電車の貴船口鞍馬口の手前の駅)でバスに乗って貴船

愛宕山登山参拝へは、バスで清滝か、JRでJR保津峡

三条、四条の川床・納涼床 古い時代の写真