URL と IP Address

IPアドレスとURLとの関係を見るサイト、いろいろありますね。

見たんだけど、よくわからないわぁ。

各種IPアドレス情報(DNS情報)を表示してくれるサイトがありますが、最新のDNS情報を持っていないサイトとかも、あるような気がしてきました。

というのはM&Aとかで、そのアドレスの持ち主の企業が変わっている場合に、現在の企業名が反映されていないように見えるので、現在も過去の企業名での登録が正しいのか、それとも情報検索サイトの持っているDBが、最新情報を持っていないのか、どっちなんだろうと思いました。何故なのか?どういうことなのか?は、私には判りません。

そのアドレスの管理団体に登録された最新情報と検索結果とを見比べるといいのでしょうか?。これを書いている時点の私はまだ、調べ方を知りません。

WHOIS

下記サイトなどは、クリックすると、自動的にあなたのIPアドレスに関する情報を表示してくれると思います。また、WEB画面の右上あたりに、検索対象IPアドレス記入欄があったりして、よそのIP情報を検索したりもできます。

ipinfo.com

この ipinf.comを開いたら、中断以降のあたりに、ネットワーク速度が4Mとか表示されていて、FLET’S隼に加入していて、そんな事無いはずと思ってしまいました。

4Mって、どこがボトルネックなんだろう?。このipinfo.comに至るまでの、どこかにボトルネックがあるんでしょう。日本国外の部分かな?とか思ったり。

※ちなみに、よそのIP情報を検索した、結果画面にはネットワーク速度の項目は無いようです。

ipinfo.org

このipinfo.orgで検索すると、検索対象IPアドレスの、開いているポート情報として、port:80,port21,port25,port22の状況も見てくれるようです。

robtex.com

このrobtex.comでは、開いた直後は、検索なさっているあなたのIPアドレスに関して、少し情報が記述されているだけですが、あらためて検索対象のIPアドレスを入力欄に入れて検索すると、その検索対象IPアドレスについて表示し直してくれます。そして、Graphという項目でふわふわデータが動きながら見せてくれます。見せてくれるデータは、検索対象IPアドレスと、その所属するネットワークと、AS番号。

そして、さらにページの下の方を見ていくと、DNSブラックリストという項目と、checkという項目があり、checkという項目から他のIP情報検索サイトに連携できるようです。連携先サイトは各種あるようです、NortonとかGoogle Transparency Report とか、その他各種。

 

さて、このページの冒頭で、「よくわからないわぁ」と記述したのですが、誰かが、独自のURLをもらって、ブログやWEBサイトを開設する時に、IPアドレスはどうなのか?と考えると次のように、大まかに4ケース位は考えられると思います。

ケース1:固定のIPアドレスを確保し、所有者情報として個人情報か会社情報を登録する。

ケース2:プロバイダー等に加入して、プロバイダーの固定IPを借りる。この時、所有者情報として、借り主の情報を登録しないで、プロバイダの情報のまま借りるケースとか。

ケース3:プロバイダー等に加入して、一時払い出しのIPアドレスを借りる。この場合は、借主の情報を所有者情報とする余地はないと思います。そのIPアドレスの所有者情報は借り主ではなく、払い出しているプロバイダの情報が登録されたままで、借主はIPアドレスを選べず、毎回プロバイダが払い出したIPアドレスを使わせて貰うだけなので、IPアドレスがコロコロ変化する場合もあります。

ケース4:レンタルサーバーを借りて、ブログやWEBサイトを構築する場合、そのIPアドレスの持ち主情報はレンタルサーバー会社だったり、どこかのプロバイダだったりすると思います。

そのIPアドレスは安全なのか?という観点と、そのURLは安全なのか?という観点があると思いますが、ケース1の場合には「そのIPアドレスは安全なのか?」という観点で観る事ができますが、他のケースについては、その観点でみてもあまり意味がないと思えます。

そのURLは安全なのか?という観点で見る場合に、「そのドメインは安全なのか?」という見方だと、独自ドメインで運営している悪意のサイトなら単純にに悪意のサイトなので開かないようにしようと判断出来ますが、大勢が共有しているサイトの場合、問題のあるWEBページばかりではなくて、善良なWEBページも混在している可能性もあり、ドメインで判断せず、どのWEBページなのかまで考えないと、正確には分類できないと思います。

仮に、なにか具体例を考えるなら、「メッセージが届いたとして、何かのサイトへのリンクが張り付けてあって、そのURLのサイトが安全なのかを知りたい。」という状況を想定します。まず、このURLをキーワードとして調べると、URLの所有者情報と、IPアドレスがわかると思います。でもURLの所有者情報は、そのサイトの運営者情報である場合、記述している人の情報では無い場合があるでしょうし、記述者の住所でもない事が多いと思います。そしてIPアドレスをキーにして再度調べると、そのIPアドレスの所有者情報がわかると思いますが、この場合も記述者の住所ではなく、プロバイダーやレンタルサーバー業者さんのアドレスである場合が多いと思います。

ネットでささやかれる、うわさやデマや評判や評価を、注意深く見て判断する事が多いと思います。

そのために、評判や噂を検索する材料として、あれこれ調べるツールに使えるサイトがありますが、現代のネットの仕組みや構造や、あれやこれやを熟知していないと、なかなか、判りづらいなぁと思いました。

少ない資金で起業できる環境作りや、立派なパンフレットを格安で制作できる環境づくりは、善良でやる気のある経営者に対する支援としては有効ですが、詐欺を目的とした悪い人の活動も、やりやすくする側面が有るかもしれません。

IT等でハードルは下がっていると思います。IT利用者に限らず、見極める眼を養ってもらいたいと思います。また、見る眼を養えたらいいなぁと思います。

蛇足になると思いますが一言。ITで世界を善くしたいと考えるなら、人を知り、組織を知り、そしてITを勉強しまくる。勉強し続ける。最新テクノロジーを知り尽す。とかそう言うアプローチが必要だと思います。実態を理解できていないと、無意味な提案しか出来ないように思えています。

ITは、経費削減ツールじゃない。(経費削減に繋がることもあるけど)

IT化は省力化でもない。(省力化に繋がることもあるけど)

実は、付随していろいろなことをもたらしている。(とおもうんですけど)

テクノロジーが、常識を覆し、パラダイムシフトを起こし、事実と虚構の境目をあやふやにしていきそうに思います。

写真ですら修正で、シミを消したり、影をつけたり、目を大きくしたり、だから、ログだって同じようになるかもしれないし、予定表やスケジュールをAIに託したり、日記を託したり。

意思決定ツールとして、ITを利活用する場合に、改竄が無かったことを、どんな手段で証明できるかとか。

未来をどうしたいのか?、未来はどうあるべきなのか?

とか。