自宅ストレージ

最近、自宅ストレージと、クラウドストレージに、少し興味を持っています。

検索結果のリンク先をメモ的に張り付けます。

 Drobo それとかこちらとか
 Synology とか こちら とか
 OwnCloud
 NextCloud
 パブリッククラウドとプライベートクラウド

さて、これまで私は、外付けHDDで事足っていましたし、多数所有しているPC
に分散保存することで事足りていました。

ところが、少し前から、試しに、自宅仮想環境のインスタンスの一つに、
Linuxを入れてクラウドストレージに仕立手てみたりしていて、便利そう
なので。今頃になって興味がわいてきました。

今更ですが、あれこれ検索して調べていましたら、なにも、自分で
仕立てなくても、既に販売されているソリューションが存在すると
判りました。

それは、Synology のNASに関する記事を読んだからです。

知識を増やすには、とにかく試してみると言うアプローチはありだと思う。

普通、人は、それが何か、わからないと、興味も持たないし、手も出さない
と思います。

だから、どれかで試してみると、少しづつ興味が沸き、視野が広がるので、
いいことだと思います。

それぞれ、どういうサービスなの?、どういう機能があるの?、どんな風な
操作方法?、どんなスキルが必要?または必要ないの?。とか、判っている
部分を増やすには
、とにかく使ってみるというアプローチはありだと思います。

でも、なかなか、できずにいました。

ぶっちゃけ、クラウドストレージが嫌だというわけではないのですが、既存
デバイスで、クラウドストレージを試したときに、不可逆的な事態が発生
すると、元に戻せなかったらどうしようとか思うと、なかなか試せません
でした。

もしも、もう一台、何かデバイスを購入するなり、借りるなりして、準備が
できるなら、あれこれ試してもよかったのですが、そこ迄して試してみたい
と思いませんでした。

また、クラウドストレージを使ったことにより、継続的に経費が発生するの
ではないかとか、そういうことを考えると、つい、躊躇してしまいました。

セキュリティーは大丈夫か? じゃなくて、

便利かどうか?

これは、大変重要な部分でもありますが、ソフトもハードも、完全に調べるのは
困難です。

ソフトやハードの解析をしないことを条件に使用許諾を出している場合、解析
してはいけないので、調べることは契約違反のような行為でしょ。

また、ソフトウェアのソースコードやハードウェア図面が公開されていても、
読みこなせないなら、調べられません。

読みこなして、そのハードウェアに潜むミスやソフトウェアに潜むバグを
指摘できるぐらいの能力を持つぐらいの人でないと難しいのは明白です。

読みこなして、ハード・ソフトウェア提供元会社の品質保証部に、もの申すとか、
お墨付きを与えるぐらいに、精通できたなら、ソフトウェア会社の生産性向上に
とても貢献できるので、品質保証関連業務を高額受注できるはずの人物だと言う
事ですから、一般人には、品質確認は出来る事では無いですよね。

仮に、利害関係で対立する二つの団体(A団体とB団体)があったとして、

A団体がA'社の製品を活用していて、B団体がB'社の製品を活用していると
します。

そこで、

A'社の製品が機密漏洩しないことを、B団体が保証し、B'社の製品が機密漏洩
しないことをA団体が保証する構図を考えた場合、それは、どういう事を意味
するのかを考えてみると、なんだか、良く判らない構図になりますでしょ。

でも、離合集散、M&A等で、混線模様だと思いますので、実態としてはそういう
状況なのかもしれませんし、ほんとに、良く判らないです。

重要設備と呼ばれる分野って

たぶん、ふつうは、重要設備に使われるITでミスがあれば、人命に直結しかね
ないわけですから、相当入念に事前検証されて、OKと判断が出たものだけが、
そこに使われると思います。

つまり、担当者判断で、思い付き的に、何かを、付け足したり、省いたりして
大丈夫なのか?という事では、そう言う事をしても、問題が起きないことを、
誰かが、検証してあげられるのか?。という問題があるわけです。

設計資料を読みこなして、安全性の確認に必要な膨大な作業を、完ぺきに
こなせる能力を持たずに、思い付きで、システム改変をやるというのは、
まずいとか、やばいとかいうより、それはたぶん社会や世界にとっては
「恐怖」です。

ですけど、時間をかければ、見極められるのか?というと、
それも、かなり疑問。

でも、IT製品って、利用者の自己責任。
利用許諾をしてもらうだけ。

一般的IT製品では、そう言うものが多いと思います。
もし裁判して勝ったとしても、支払った代金が返金されるぐらい。
と言うより、問題の所在が、IT製品の集合体である、複雑システムのなかで、
どれにあったのか、どの製品のどのプロセスと、どの製品のどのプロセスが、
どういう挙動をして、その結果に至ったのかを、マイクロ秒レベルで、追跡
して検証できるのか?
と思うと、素人には無理。私も当然無理です。

私がやった事

自宅の仮想コンピュータ環境で、LINUX+OwnCloudを一つ立ててみました。
そして、これに外部から接続できるようにして、モバイルデバイスからアクセス
できるか?。などを試してみました。

準備したサーバー

当然ですが、物理的には仮想マシン環境を提供するサーバーが必要です。
もし仮想マシンを提供するサーバーが無い場合は、Linux+Owncloudの環境を入れ
るパソコンなり、サーバーが、一台必要になります。
今回私は自宅で仮想マシン環境を作っているサーバーを使いました。

パブリッククラウドでサーバー調達も可能

仮想コンピュータ環境を提供しているパブリッククラウドがありますので、
そちらと契約して、サーバを準備するという手段もあります。
パブリッククラウドで、最も大きなメリットは、大パブリッククラウドなら、
電源喪失でサーバーダウンすることは大変に稀だという事でしょう。

プライベートクラウドは、パブリッククラウドでも可能?

パブリッククラウドで提供されている、仮想コンピュータや、各種サービスを
利活用して、自分や自分の所属する組織専用のクラウドサービスを構築可能な
ようです。

自宅サーバーでプライベートクラウド

制御不能になったら、自分で電源コードを抜けばいい。と言うのが
パブリッククラウドと大きく異なる部分で、自宅クラウドの最大の
メリットかもしれません。

そして、インターネットに接続していない、内部LANに繋いでいるだけなら、
ついうっかり無線で外部につながっていた等と言う事がなければ。
基本的にネット経由
での外部流出は、起きにくいところでしょう。

 

クラウドで何をするか

犯罪につながらないなら、他人の迷惑にならないように配慮できれば、
何でもいいとは思いますが、いろいろ、漏洩しないかとか、心配が
多いです。でも、例えば、機密情報の対岸にあるデータなら気楽に
取り扱えますね。
  • 世界中にお知らせしたい事柄。
  • 仮に、漏洩しても、被害が出ないもの。
  • 仮に将来漏洩しても漏洩時点には価値がない機密。
  • 第3者には絶対に解読できない暗号で暗号化されたデータ。

機密が漏れない方法ってないの?

上記のなかの、分散を考えた場合、分散化設計や、実装や運用を、誰なら
できるかと言うと、やはり、ある程度の知識を持つ処と言う事になると
思います。さらに、それ相応の検証能力をもっていると、なお良いと
思います。

 

横道にそれましたので、話題をOwncloudに戻って

自宅クラウドでOwncloudが動かせるなら、自分だけで試したりしている
だけじゃなくて、いっそ一般公開して、利用者を募れば商売になるのでは?
と思うかも知れませんが、そう簡単じゃないのです。
  • パグリッククラウドのクラウドストレージが既に存在している。
  • パブリッククラウドの無料枠もそこそこ大きな容量ある。
  • 利用契約や集金やお知らせなど、事務手続きや法的手続きが大変。
  • ライセンス、免許、申請、個人情報。

 

苦労して、自分でクラウドストレージを立てなくても

※おわび 当初上記Synologyの行で、メニュー操作でOwncloudがインストールできるように書きましたが、コマンド操作が必要なようです。紛らわしい記述でしたので、訂正させていただきます。

最後に

世の中便利なものがいろいろ出てきているんだなーと。

いう感想です。

それぞれ、リスクを知ったうえで、リスクを回避する方法を考えながら、
便利に利活用できればいいのでしょう。たぶん。

 

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