asrock J4205-ITX 悪戦苦闘

Asrock J4205-ITXと言うマザーボードを入手しまして、パソコン作りました。インストールしたOSは、添付マニュアルに書いてあったfedora25です。ネットから入手して、インストールしたら、動きました。

このマザーボードに対応するOSは、マニュアルにはWindows10の64bit版と、LinuxではUbuntu16.10とFedora25が指定されていました。

 

<今回の失敗談>

その1:メモリー間違い

  • デスクトップ用のメモリーを使うと思ってましたが、ノート用のSODIMMと言う小さいサイズのメモリーを使うマザーボードでした。

その2:UEFIの設定関連

  • セキュアブート機能活性化関連の設定ミス。
  • レガシーデバイス関連の設定ミス
  • SATA関連の設定ミス
  • メモリー動作周波数の設定

 

その3:メモリー搭載数(とメモリー動作周波数)

  • これは設定ミスかどうか判らないですが、メモリスロットが、2スロット有るうち、1スロットだけで動かそうとした。4Gメモリー1枚差しで、動かそうとしたのですが、誰かがネットに書き込んでおられるところによると、このマザーボードは、2枚さした方が安定すると、書かれていまして、それならと、2枚さしました。4+4=8Gです。効果が有ったかどうかは未確認です。それとUEFI関連かもしれないメモリー動作周波数の設定を「自動」じゃなくて、搭載したメモリーの規格の値をきちんと指定する方が安定すると、ネットに誰かが書いて居られて、それを参考にしました。効果の有無は未確認です。

その4:指定以外のOSで何とかしようとした。

  • 古いバージョンのLINUXは、今年発売されたばかりのマザーボードの内部仕様を、当時に知るはずがなく、当然ドライバーも積んでいないので、最新のメカニズムを駆動できるはずがありません。でも最新の装置は、古い作法で動かそうとされた場合に、とりあえず、遅いけど動かなくもないですよ、的な、最終手段を積んでいてくれる場合があり、信じられない位に遅いけど、エラーにならずに動くこともある。ので、OSやアプリは、もしかしたら、解決策が有るんじゃないかと、盲滅法ハードウェアの内部を探しまくる、試しまくる。数時間後、とうとう諦めたのか、エラーログが一行。

当初、使い慣れたディストリビューションの古いバージョンを使いたくて、むりやりインストールしようとしたのですが、デバイスドライバーが合わないのか、まともに動きませんでした。

症状としては、ブートが遅い、ありえないぐらい遅い。マウスカーソルが時おり、固まる、消える、飛ぶ。キーボード入力のレスポンスが3秒遅れる、ときに欠落する。

これは、私、マザーボードこわしたのかと思いました。

いやいや、初期不良だろう。とか、思いましたけど、原因は指定のOSを私が使っていなかった。と言う事が最大原因のようです。

メーカさま、マザーボードさま疑ってごめんなさい。

マニュアル記載の指定OSの一つFedore25で、通常動作する事を確認しました。

<蛇足な解説>

ディストリビューション

  • ディストリビューションとは、LINUXの種類みたいなものです。カーネルとかコア(核)と言われる中枢部分を、リーナストーバルさんが開発をなさっていて、そのカーネルを中心にして、そこにミドルウェアとかアプリケーションを載せるというか、巻いていく様な感じで、ディストリビューションが出来上がるようです。無料有料さまざまですが、RedHutとか、Debianとか、FedoraとかCentOSとか、VineLinuxとか、Slackwareとか、PlamoとかWattとかDamnSmall LinuxとかBeanLinux,TinyCoreとか、androidとか、いっぱいあります。

 

  • ディストリビューションが違うと何が違うのか、細かくあれこれ相違点が有り、その相違点はケースバイケースで、大きな流れと言うか派生版の系譜が有って、大まかに分類可能ですが、どこかのディストリビューションをソースコードひっくるめて、入手して、自分でカスタマイズすれば、世界に一つのディストリビューションを作ることも可能であり、無数にディストリビューションが存在するとも言えて、「そのディストリと、このディストリは同じだ。」と言うには、きちんと比較確認しないと言いきれなくて。LinuxやUNIX風OSでは、同じコマンド名だけど、オプションの機能が違うとか、動作が異なるとか言うことは、そんなに珍しいことでは無くて。
  • LINUXはUNIX風OSの一つです。他に、BSDとか、SVR4とか有ると思います。内部のシステムコールでは、WindowsもMAC OSも、UNIX風OSも、POSIXに準拠して揃えている部分があり内部的に類似する部分があります。

 

デバイスドライバ

  • そのハードウェアが本来持つポテンシャルを最大限に発揮させるには、言い換えればハードウェアを効率よく使いこなすには、最新のデバイスドライバーが必要になります。
  • デバイスドライバーとは、デバイスをドライブするもの。つまりデバイス(装置類)を、ドライブ(駆動)するものです。
  • ウィンドウズ用のデバイスドライバとLINUX用のデバイスドライバは、CDに入って添付されていたり、最新版をメーカがネットで提供していたりしますが、LINUXの場合、ちょっと苦労するかもしれません。でもWindowsは、案外楽に最新ドライバーを入手出来るかもしれません。

 

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