日別アーカイブ: 2019年3月4日

UVレジン硬化用の紫外線ライトの製作

100円ショップの手芸コーナーに並んでいる紫外線硬化タイプのレジンを固める為の、紫外線ライトを作りました。

ネットで、調べますと、紫外線は、目に良くないらしくて、紫外線を直接又は間接的に見るのは、兎に角目に悪いらしいです。

と言う事ですので、この投稿をご覧頂いて、紫外線を取り扱われる場合は、自己責任でお願いします。

最寄りの電子部品屋さんで、弾丸形の紫外線LEDを三個買いました。

紫外線の波長や輝度により、UVレジンが固まるまでの時間に差が出る様ですが、今回は、兎に角試してみるだけなので、大雑把な買い方をしました。

「波長が、200nmから400nmのもので、弾丸形の紫外線LEDを三個くださーい。」で、たまたまお店に在庫が有った、360nmのを売ってもらいました。

100円ショップで買ったLEDライトを改造。

電球部分を外しました。
プラスのリード線の色と、
リード線の半田付け位置を
覚えます。(写真で残す)
反射板(リフレクター?)を外す為に、
基盤中央の黒っぽい部分を加熱して
電球を露出させます。そしてついでに
リード線もはずしました。


LEDの刺さっている向きを確認し、
半田ゴテで、白色LEDを除去。
そして、もとの向きと同じ向きで
UV(紫外線)LEDを半田付け。
リフレクターを付け、
リード線も繋ぎました。
LEDの向きに間違いが無いか、
確認してからLEDの足を切り
そろえます。

この後、組み立てて、電池を入れて、試運転。

UVレジンの効果実験を、大雑把に、やってみました。

数分照射して、少し固まりましたが、表面には、ベトベトした液体の状態がありました。

今後、完全に硬化する時間を見つけたいと思っていますが、レジンの量などで変化する事が考えられるので、ケースバイケースなのかもしれませんね。

トイレの汚れや、飛び跳ねが見えるか、トイレの中で、あちこち照らしましたが、何も見えませんでした。

鉱石が見えるかと思って、河口の砂浜で照らして見ましたが、場所が良くないのか何も見えませんでした。

屋外に設置している洗濯機の辺りで、洗剤や、飛び跳ねや、ワイシャツは、良く反応していたと言うか、明るく反射しました。

屋内では、洗濯物や新聞の折り込み広告や、雑誌、A4コピー用紙、カレンダーに蛍光マーカーで書き込んだ文字などは、明るく反射しました。

意外だったのは、薄いピンクの蛍光マーカーで書き留めてあったメモも、経年でほぼ無色だったのですが、明るく反射して、そこにメモが書き留めて有った事に気付きました。

同様に古いレシート。経年で汚れて壁に同化したレシートも明るく反射して、そこにレシート貼って有った事に気付きました。

総括として、実績のあるUVライトを買った方が良かったかも。

本体のライトは100円ショップで入手出来ますが、肝心のUV-LEDが問題で、そんなには安くありませんし、どの波長がベストか、判らないと、苦労して作っても、対して役に立たないし、目に良くないライトが、家に増えるだけに成るかも知れません。

<追記>後日、検索エンジンが、下記のCMを連れてきました。

https://www.keyence.co.jp/products/marker/laser-marker/md-u/index_pr.jsp?aw=ciH10063894&ad=ciH10063894&utm_content=02_CustomIntent&gclid=EAIaIQobChMIuqrUstvp4AIVGw0qCh3nAwfYEAEYASAAEgILl_D_BwE

紫外線LEDではなく、紫外線レーザーの製品のCMを検索エンジンが連れてきてくれたんですね。

そこで、動画検索してみましたら、かなりかっこいい映像が有りましたのでメモ。

https://www.youtube.com/results?search_query=UV+laser+marker+KEYENCE