日別アーカイブ: 2018年12月15日

金星の西方最大離角 2019.1.6

金星といえば、朝方や夕方に明るく輝く姿を目にする事が出来る星として有名ですが、上の二つの絵は、平成30年12月15日の明け方の金星の位置をStellariumという、シミュレーションソフトで、再現したものです。

実は、2019年1月6日頃に、金星は西方最大離角を迎えます。これはどう言う事かというと、太陽に向かって金星が西方向に位置して、太陽と金星の離隔が最大になると言うことです。太陽より西方向に金星が位置するので、明け方の東の空高くに金星を見ることができると言う事になります。

また、逆に東方最大離角という、夕方に金星を見る事が出来る日もあります。今年2018年は、8月18日がその日でした。

2018年8月に訪れた東方最大離角の時は、離角は45°55′ でしたが、2019年1月6日の離角は46°55’になるそうです。

ちなみに、上の絵の2018年12月15日の離角は、44°42’でした。

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